大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
9月からカナダ高校留学する方へのアドバイス
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大きな夢を抱いて太平洋を渡ろうとしている日本の高校生のみなさん。
カナダで一体何が待っているのか、すべてエージェントや受入学校の言うまま従うのではなく、これから自分の入っていくルートを自分でコントロール出来る留学を始めて下さい。
もちろん、大事な子供さんを送り出す親のみなさんも。
英語が出来ないから。。と諦めないで、エージェントの言うことを全部信じてしまうことなく、カナダの受入先に大いなる親の存在感を見せておいて下さい。
それが、子供さんをカナダで守る一番の方法ですから。
また「語学特訓」という無理やりつけた名のもと、4月から語学学校に放り込まれている高校生のみなさんもいると思います。
一体、どんな成績を取り、9月からはどんな授業を取れるのか、頑張って学校と交渉して下さい。
何でもお任せにしていると、どんどん後回し。
適当なESLをあてがわれ、「英語の出来ない留学生」として現地学生とは全く隔離された生活が始まってしまいます。
あれだけの高い授業料を払っているのですから、当然の権利として9月からの授業への要求はどんどん出すべきですよ。
日本の親のみなさんも、子供さんの完全なサポートをしてあげて下さい。
この時期、受入側の教育委員会留学生プログラム、あるいは留学先高校に必ず確認しておくことをポイントにまとめました。
1.9月から卒業に向けての単位が取れるコースは何を履修出来るのか
2.卒業に絶対必要なEnglish10は履修可能か
3.English10の履修が出来ない場合は、一体ESLでどんな具体的な能力を見せれば次の学期で履修可能か
4.ESLになってしまった場合、ESLのレベルの根拠を具体的に質問
ここまで、明確なコミュニケーションを取れれば、仮にESLになった場合でも学校への存在感は大きなものとなります。
次の学期からの履修コースについても、「質問をする生徒と親」ということで丁寧な扱いになるはず。
「日本の親は英語も出来ないし、文句も言わないから扱い安い」という馬鹿げた認識を、カナダの受入教育委員会から払拭するためにも、頑張っていただきたいですね。
ほとんどの教育委員会留学プログラムは、こんな言い訳を用意しています。
「English10は2年目以降になりますが、大丈夫、サマーコースでEnglish11を取れますから。」
は?
馬鹿も休み休み言ってほしいといつも呆れます。
現地カナダの高校生でさえ苦労するEnglish11を超短期間のサマーコースで詰め込みですか?
ものすごく頑張る留学生が仮にCの成績でパスしたとしても、その次の超難関English 12への十分な能力など付きません。
その結果English12で立ち往生する留学生、仮にパスしたとしても大学進学(カナダやアメリカの大学はEnglish12の最終成績を重視します)、帰国生入試でも挫折してしまう結果となりますので、「呆れるサマーコース提案」に騙されないようにして下さい。
重ねての個人的アドバイスの必要な方はご連絡下さい。
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