大槻 圭将(不動産業 不動産コンサルタント)- Q&A回答「20日間の資金負担」 - 専門家プロファイル

大槻 圭将
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大槻 圭将

オオツキ ケイショウ
( 東京都 / 不動産業 不動産コンサルタント )
株式会社ノースエステート 代表取締役
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総合支援資金と入居について

住宅・不動産 住宅賃貸 2010/01/31 15:27

こんにちは。
 この度、社会福祉協議会の総合支援資金制度を利用して新たに部屋探しをしているものです。
 家賃の上限が53700円であること以外は物件について特に大きな縛りもないのですが、入居費貸付のためには「先に賃貸契約の契約書を作成」となっているので、まずその条件を呑んでくれる大家さん、不動産業者を見つけなければなりません。
 その上、「入居費用支払いには申請から20日かかる」という条件があるため、どこへいってもまず断られます。
 大家さんや不動産業者の方がこの制度を知らないことが殆どで、入金前に契約書を作成する大家さんはいないし、さらにそこから入金まで20日もかかるとなれば、まず物件の情報を見せてもらうことすらできません。
 途方にくれています。
 どなたかよい知恵をお貸しいただけないでしょうか。

nourvewonderieさん ( 東京都 / 男性 / 37歳 )

20日間の資金負担

2010/02/04 18:55

その制度について、私も詳しくないのですが、おそらく「契約後に支援金を払う」=「20日の資金負担ができる方」というのが制度利用の条件なのではないかと思われます。
ですので、まず契約金を準備し、普通に契約をした後、申請をして支援金を受け取る、という制度なのではと思います。
誤解を恐れずに言うと、賃貸借契約は、ある意味「お金を借りて分割で返す」のと似ています。
家賃10万円で2年契約ですと総額240万円、つまり「240万円を貸す」ための審査をして、OKであれば契約、そして毎月10万円を返済する、と。
貸主は「この人に240万を貸して、ちゃんと返済してくれるかなー」という審査をします。
なので、最初に「お金はありません。でも契約してから20日後には社会福祉協議会がお金を払ってくれます」というスタンスでは、やはり審査は厳しくなってしまいます。

民間での賃貸借では、まずは契約金を20日以上資金負担できる体制を作って、あまり支援制度のことは表に出さず、通常契約後に「知ってて得する知らないと損する」というスタンスで制度を利用できればベストだと思います。

資金負担ができる体制が整わない場合は、地方自治体の住宅局に相談をし、地方自治体が運営する住宅を選択肢に入れてみてください。

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