大槻 圭将(不動産業 不動産コンサルタント)- Q&A回答「エージェント業務の難しさ」 - 専門家プロファイル

大槻 圭将
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大槻 圭将

オオツキ ケイショウ
( 東京都 / 不動産業 不動産コンサルタント )
株式会社ノースエステート 代表取締役
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店舗の仲介を頼まれたが

住宅・不動産 住宅賃貸 2013/01/07 13:25

店舗の仲介を頼まれました。
借主の方の言い分が建物のメンテナンス維持管理までお願いしたい、管理会社を立てて欲しいと言われた。
店舗家主は、管理会社を立てるつもりはないとの事で、家主は春ごろ屋根のメンテナンスと外壁を塗装するとの事で、了承してもらいたいとの話ですが、借主側から耐震診断までしてほしいとか、建物が老朽化していくといろいろな心配ごとが出ると言われ、保険にしても家主の保険は、支払い対象になるのか、自分が支払っている保険でどの程度支払いされるのか、いろいろな事を言ってくるので、どうしたらいいでしょうか?
借主が、言いたい事が分からなくなり困ってきてしまいました。
単純に仲介人は、お互いの意見を取り纏め、契約を交わすだけではないでしょうか?

両者とも仲介手数料を支払うのだから、契約交わすだけの仲介と言うのは、納得いかないみたいです。
よろしくお願いします。

本店さん ( 東京都 / 女性 / 45歳 )

エージェント業務の難しさ

2013/01/07 18:05
( 5 .0)

仲介は、まさに「単純に仲介人は、お互いの意見を取り纏め、契約を交わすだけ」なのですが、利害が一致しない双方の要望を取りまとめて契約するのはなかなか難しいですよね。
今回のケースでいうと、、、
1.双方の要望をまとめ、双方と相談し問題点がいくつあるのかを確定。
2.問題点に関して、相場や商慣習、過去の取引事例から具体的妥当性を判断、双方に対して裏づけとなる資料と共に提案。
3.双方が合意に至れば成立、合意に至らなければ不成立。
双方に常識をご理解いただいてその「常識の範囲で一歩引いて歩み寄る」という気持ちを持って頂ければ嬉しいところです。

保険については本店さんが損保保険代理店でない場合は、借主から保険代理店へ直接確認をしてもらった方が安全かもです。
ちなみに借家人が加入する保険は「借主の家財、借家人賠償、個人賠償」がその対象であると思われます。

補足

賃貸仲介を業として(つまり複数回)行うには宅地建物取引主任者の「資格」ではなく、都道府県知事、もしくは国土交通大臣の「免許」が必要になります。ご留意ください。
頼まれての1度限りでしたら免許は不要です。

評価・お礼

本店 さん

2013/01/08 08:40

どうもありがとうございます。とても参考になりました。とりあえず双方の要望をまとめてみます。がんばってみます。

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