小谷田 仁
コヤタ ヒトシ過蓋咬合について
心と体・医療健康 矯正・審美歯科 2013/01/09 00:32私は現在21歳の主婦です。
過蓋咬合に気付いたのはごく最近なのですが…。
昔の写真を見る限り中学校1年生までは本当に普通の歯並びでした。
しかし中学校2年生くらいから噛み合わせが悪くなり始め、それと同時にエラが過剰に張り、頬骨も出て、高校生になってからはそれがコンプレックスで対人恐怖症にもなり、外に出られなくなりました。
人に顔を見られたくないあまりに外に出るときは俯いて歩いてしまいます。
整形も考えましたが、やはり親から貰った顔を崩してしまう事はできず…
色々調べているうちに過蓋咬合である事がわかりました。
エラの張りは噛み合わせが悪い場合、矯正で歯並びを綺麗にすれば良くなると聞いたのですが本当でしょうか?
噛み合わせをしっかり治しても、エラの張りや頬骨は元通りにはならないのでしょうか?
高望みはしません。
とにかく人並みになりたいんです。
どうか意見をお聞かせ下さい。
あやたろさん ( 北海道 / 女性 / 21歳 )
Re:過蓋咬合について
(回答)
エラの張りや頬骨、過蓋咬合は白人系の人種によく見られる骨格的特徴です。
この白人的な外見は、一般的には理想的顔貌とされていますが、あなたには気に入らない様ですね。
過蓋咬合では、咬み合わせの高さ(高径)が低く、咬筋の力が強く、よく歯を食いしばる癖があります。
中学校2年生くらいから噛み合わせが悪くなり始めたとの事ですが、過蓋咬合では、更に咬み合わせの高さが低くなってしまったため、
外見的にも悪化したと思われます。
したがって、過蓋咬合を治すことは、咬み合わせの高さ(高径)を高くして、外見的にも改善される可能性はありますが、
エラの張りや頬骨は骨格的問題なので、原則としては外科的手法が最も有効と思われます。
過蓋咬合(かがいこうごう)とは
http://www.aoyama.or.jp/kagai.html
補足
青山審美会歯科矯正クリニック(JR渋谷駅、表参道)
院長の専門分野 舌側矯正(ぜっそく矯正)、リンガル矯正、裏側矯正
http://www.aoyama.or.jp/lingul.htm