小谷田 仁
コヤタ ヒトシグループ
アメリカで矯正治療開始。途中日本帰国。費用6000ドル。転院費用
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(質問)
はじめまして。アメリカで今月末から矯正治療を始めることとなりました。すでに抜歯を済ませ、あとは器具の装着を待つばかりとなりました。
ところが、残念ながら1年~1年半後に帰国する可能性が出てまいりました。
その場合の受け入れ先を探していたところ貴院のホームページにたどり着きました。
そこでお尋ねしたいのですが、貴院では、もし1年後に帰国になり転院した場合と、1年半後に転院した場合、またもっと伸びて、リテーナーになってから帰国した場合のそれぞれの費用を教えていただけないでしょうか。大体で結構ですので、これまでの例などありましたら参考にしたいと思います。予算として心積もりをしておく必要があるので、お教えいただけると有難いです。
器具はごく一般的なメタルのブラケットとアーチワイヤーを使用します。
装着期間は、歯を動かすのに1年半、リテイナー2年、と言われています。
金額は6000ドルです。途中で帰国になった場合は、その時点までの治療費を清算し、返金すると言うことです。
それではよろしくお願いいたします。
(回答)
海外で矯正治療を受けた患者さんに対しては、原則として矯正治療を受けられた国の
料金体制を基準として矯正料金を設定します。
米国の担当医の先生が、途中で帰国になった場合は、その時点までの治療費を清算し、
返金すると言っておられる様ですが、これが転医の場合の基本的考え方です。
したがって、担当医の転医についての料金の明細を含めた、治療報告書を基準として
算定します。
たとえば、保定期間も含めて矯正治療を5段階に分け、5分の2がまだ完了していない
と判断された場合は、6000ドルの5分の2、2400ドルが基本料(技術料)となり、
その他、月毎に5000円がCheck料としてかかります。
ただし、すでにブラケットが外され、保定期間になっている場合には、担当医からの
返金額または治療費の10分の1程度の基本料(技術料)と来院時2000円のCheck料
がかかります。
この費用は実際に診断させて頂いた上で確定しますので、あくまでも一例としてご理解
下さる様お願い申し上げます。
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