小谷田 仁(歯科医師)- コラム「18歳で開咬と顎関節症(クリック音、痛み無し)、酷い不定愁訴に悩んで」 - 専門家プロファイル

小谷田 仁
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます

小谷田 仁

コヤタ ヒトシ
( 東京都 / 歯科医師 )
医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック 
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18歳で開咬と顎関節症(クリック音、痛み無し)、酷い不定愁訴に悩んで

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歯列矯正・噛み合わせQA (症例、原因、費用) 顎関節症(がくかんせつしょう)・顎の音・顎の痛み 2009-07-29 23:56

(質問)
僕は今18歳で開咬(15歳ぐらいから)と顎関節症(クリック音、痛み無し)と、酷い不定愁訴に悩んでおります。去年の秋頃に強いストレスを感じていると顎関節症になってしまいました。今年の4月から口腔外科で薬物、スプリント療法を受けましたが全く効果がなく、むしろ不定愁訴がきつくなっております。そこでその先生に相談しましたところ、より高次の顎関節症を専門に扱う病院を紹介すると言われました。僕が思うのは、そこでより精密に検査して精密なスプリントを作ったり被せ物をしたりして一時的によい噛み合わせが得れて不定愁訴が和らいだとしても、大前提の開咬を治さないといけないのでは?と思うのです。今受験生なのに、不定愁訴なんかでぼーっとしてほんとに辛いです。不定愁訴が歯に関係があるとして、僕はこれからどの道に行けばよいのでしょうか?
開咬を治している間に不定愁訴は改善されるのでしょうか?

(回答)
大変、悩んでおられる様ですね。 矯正歯科の観点からすると、いわゆる開咬の状態は奥歯に咬み合わせの負担が主にかかり、これに左右的な高さの相違(顎のずれ)が加わると、高い確率で顎関節症の症状が出ると言われています。
したがって、スプリント療法で顎関節症の症状を緩和した後に、開咬の矯正治療をしてバランスのとれた咬み合わせを作る必要があります。ただし、矯正治療では、歯を動かす期間が2年程かかるため、不定愁訴が即座に解消される訳ではありません。

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