小谷田 仁
コヤタ ヒトシグループ
ヨーロッパ舌側矯正学会 (2008 ESLO)
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ヨーロッパ舌側矯正学会(ESLO)2008(European Lingual Orthodontic Association)のがフランスのカンヌで開催
私は1992年に、ベニス(イタリア)にて開催された第1回学会発足大会に招待され、学術講演を行っていますから、このベニス大会から既に16年の月日が過ぎたことになります。
国際映画祭で有名なカンヌは、正に高級リゾートであり、太陽がとても近く感じました。
会期は2008年7月3日から6日の3日間行われ、世界各地から参加した舌側矯正を実践している
矯正歯科医による熱心な研究発表、症例展示が行われました。
私も、第7回大会(イタリア)で、Opening Ceremonyの一環として行われたDiamond Tip Lectureで日本の代表として講演した内容の続編を今回は発表しました。
私の演題は”Occlusal Reconstraction in cases with mandibular shift and TMD using ''Lingual Orthodontics"でした。''
舌側矯正による顎関節症症例の治療についての発表でしたが、大変高い評価を受けることができ、SLO会長のAlain DECKERより、発表内容の学術専門誌への投稿を直接依頼されました。
また、7月5日にはHotel Martinezにて、200人に近い参加者のもとで盛大なGala Dinnerが開催されました。
ヨーロッパ舌側矯正学会(ESLO)は舌側矯正のヨーロッパ連合と同時に、世界的な組織として舌側矯正の認定医制度を確立しています。
舌側矯正の認定医制度は日本舌側矯正学会(JLOA)でも確立されましたが、この歴史と実績のある2つの学会が認定する舌側矯正の認定医が、現在、世界的に見ても信用に値するもと言えるでしょう。
「歯列矯正の専門医向け 講習会」のコラム
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