国府谷 明彦(厚生労働省認定 産業カウンセラー)- Q&A回答「パニック障碍そのものではないように思いますが・・・・」 - 専門家プロファイル

国府谷 明彦
うつや不安・ストレス・悩みの改善に認知行動療法をお勧めします

国府谷 明彦

コオヤ アキヒコ
( 東京都 / 厚生労働省認定 産業カウンセラー )
カウンセリングセンター聴心館 聴心館館長
Q&A回答への評価:
4.4/47件
サービス:12件
Q&A:92件
コラム:110件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
※ご質問・相談はもちろん、見積もりや具体的な仕事依頼まで、お気軽にお問い合わせください。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

パニック障害でしょうか

心と体・医療健康 心の病気・カウンセリング 2014/11/03 14:30

高1の息子がパニック障害かもしれないと思い頭を悩ませています。
中学の時に「アスペルガー症候群と、とれないこともない」というようなあやふやな診断を受けています。 後半は不登校になりました。

何とか高校に入り通学もしていますが ときおり納得できないことなどに直面するとものすごい大声で泣きわめきます。 ものにあたることもあります。
母親である私を押さえ込んだこともあります。

今日は主人が怒って、本人のかばんを取り上げようとしたら暴れ周り、泣き叫び、その後、白目をむいて 小刻みに震え、話さなくなりました。
泣きながらです。 こちらのいうことには時折首をかすかに動かして反応していました。 呼吸はちゃんとしていましたから しばらく様子をみていたら収まりました。

普段から3歳年下の弟とももめることが多く、しかると「俺ばっかり怒られる」と激高します。 まともな理屈を理解できないこともしばしば。
いやな事からは逃げようとしている気もします。

※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。

補足

2014/11/03 14:30

なんでもないときは ほんとうに普通なのですが ひとたび何かあると激変します。
平日は主人が単身赴任で留守なので あまり刺激すると怖いのでしないように気をつけていますが、やはり「しつけ」は必要と思い もめることもあります。

夜中にわめきちらして、弟も寝られず、ショックで泣いていたりする姿をみると
本当にどうしていいかわかりません。

「病気」でどうしようもないのでしょうか なにか治療法はありますか?
それとも「普通で、ただのわがまま」なのでしょうか・・・
それこそ 見た目も 普段の様子も まったく普通です。

なにかアドバイスいただけますでしょうか

SKIPPYさん ( 兵庫県 / 女性 / 42歳 )

国府谷 明彦 専門家

国府谷 明彦
心理カウンセラー

- good

パニック障碍そのものではないように思いますが・・・・

2014/11/04 21:01

 こんにちは。聴心館 国府谷です。SKIPPYさん,高校生の息子さんが感情的になり,時に発作的な症状を見せるので,ご心配でどうして良いかわからないという心境なのですね。何とかしたいというお気持ちお察しします。

 聴心館では,精神医学や脳神経科学をベースに認知行動療法を中心とするカウンセリングをしています(医師法における診断・治療行為は致しません)。文面を見ていまして,気がついた事がありますので,お伝えしたいと思います。

 まず,突然の状況にパニックになるという「パニック」と,パニック障碍における「パニック」は意味が違いますので,ご了解下さい。

 文面に,『今日は主人が怒って、本人のかばんを取り上げようとしたら暴れ周り、泣き叫び、その後、白目をむいて 小刻みに震え、話さなくなりました。泣きながらです。 こちらのいうことには時折首をかすかに動かして反応していました。 呼吸はちゃんとしていましたから しばらく様子をみていたら収まりました。』とあります。この部分は,先に中島先生もおっしゃっているように「パニック発作」と呼ばれる症状に近いものを感じます。

 パニック障碍では,こうしたパニック発作そのものがあることと,こうした発作がまた起きるのではないかという「予期不安」がメインの症状になります。息子さんの場合,こうした発作についての不安やこだわりはないようですから,パニック障碍の問題ではないと思われます(私どもは医師ではありませんので,直接の診断は控えさせてもらいます)。

 聴心館にも,思春期のお子さんをもつお母さんが相談に見えられますが,「気に入らないことで過度に感情的になり,ケースによっては暴力的になる」といったご相談がたくさんあります。過度のこだわり,衝動性,暴力性などが特徴的で,これを「自閉スペクトラム症(DSM-5)」とか「ADHD注意欠如・多動症(DSM-5)」と呼ぶことはできるのですが,どんなラベルを貼るかと言うことよりも,事の本質に注目することが大切と思われます。

 息子さんの行動や感情について,多少過激なものを感じるかもしれませんが,躾とか病名とかにこだわることよりも,ご本人が思春期の身体・精神状態にあって,「身体の変化に心がついていけない」「満たされないものを感じる」そんな気持ちを理解してあげることが大切だと思います。腫れ物に触るようにでもなく,特別なものに対処するわけでもなく,息子さんが良い大人に成長していくと言うことを信じて,安心して普通に暮らすことを心がけてみて下さい。ある意味,SKIPPYさんが,ものに動じないお母さん,「肝っ玉母さん」になることをお勧めします。

 お困りの点があれば,いつでも相談に乗ります。SKIPPYさんにも息子さんにも,良い未来が来ることを祈っております。では。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム