建て替えに伴う隣人の苦情
住宅・不動産 住宅・不動産トラブル 2013/12/14 20:25工期予定が12月9日で建て替えの契約、建て替え工事を行いました。
台風の影響と隣人からの苦情(うるさい、埃を立てるな、木を切るななど)で対応していたので工期が10かほど遅れています。
先日隣人より工務店と施主である私達に工事のお知らせで近所にくばった紙に工事期間が12月9日までと記載があるので、年内の工事は外構、内装合わせていっさいしないでくれ、年が明けてからやって欲しいと話があり(音がうるさい、ほこりがたつから掃除ができなく年がこせない)外構は年明けにすることになりました。
施主である私たちは工期の遅れはいたしかたないと考えており、工務店さんも隣人の嫌味や苦情によく対応してくださっているので引き渡しの遅れに関してはなんの不満もなく、建築確認も降りたのであとは引き渡しだけです。残っている内装工事はたいした工事ではないとのことですが、挨拶文の日にちには工事を止めれるような法的に効力があるのでしょうか?
隣人には迷惑かけて好き勝手するなら違うところに住めばいいと言われています。
mamaごんさん ( 東京都 / 女性 / 39歳 )
隣人の苦情
横浜の設計事務所です。
工事の時には時折、近隣のクレームといった事態に遭遇します。
それは、相手の方が正しい場合もありますし、どちらが悪いという事でもないけれどなんらかの対応をすぐにする必要がある場合もあります。
中には事情がある方もいらっしゃるでしょう。夜中の仕事で昼に寝ているとか病気の家人がいる等です。それにしても言い方や解決に向けてお互いに折り合いながら解決を図るという姿勢がほしい所ですが。
しかしながら、いわゆるモンスターと呼ばれるクレーマーや自分の住まい勝手のみを一方的に主張するような人もいます。
工事をするという事は、どうしても近隣には影響があります。それは「お互い様」で自分が住んでいる家を建てる時にもどこかの誰かには迷惑をかけているはずなのです。
それがないという工事はありえません。
お互い様という常識が通じない人が隣人にいると面倒ですね。
大事な事は理論武装と思いやりの両方をもって、理不尽な事には毅然とした姿勢をみせながら、解決に向けた話し合いをするようにする事です。
嫌な話ですが、下手に出るとつけあがる、という諺のように低姿勢でいるばかりだとさらにエスカレートするような人がいるものです。
挨拶文の期日が多少遅れたところで、法的な効力はありません。
工事の際のクレームには、私達のような設計事務所や工務店が隣人と交渉します。
施主さんは、引き渡し後にもずっと隣に住まなくてはいけないので、出来る限り交渉の場には出ないように気配りします。
感情的な部分は工務店や設計事務所が引き受けるようにという配慮です。
現場の工務店さんはその辺はうまくやっていると思います。
mamaごんさんは、なるべく隣人のクレームからは離れていてください。
どうしても接しなくてはいけない時は、すみませんねえ、と軽く応じつつ現場は工務店さんに一任していますのでと受け流してください。
内装は隣家にはほとんど影響ないでしょう。そこは工務店さんもうまく話して工事を続行するようにしたのではないでしょうか。
外構は住みながらでもできますから来年と言う事で譲ってもいい部分です。
腹立たしいと思われているでしょうが、なるべく対応は第三者に任せて今後の影響を少なくするようにしてください。
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