小松原 敬(建築家)- Q&A回答「敷地延長の二世帯住宅」 - 専門家プロファイル

小松原 敬
富士北山の木で家を建てませんか

小松原 敬

コマツバラ タカシ
( 神奈川県 / 建築家 )
一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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あーすわーくす

完全分離型の二世帯住宅

住宅・不動産 住宅設計・構造 2013/08/14 00:40

不動産会社役員のdancefloorと申します。
現在、自宅の建て替えを検討しております。
家族構成は親一人、子二人で、完全分離型の二世帯住宅(1Fに親+子 2Fに子)を理想と考えています。

敷地面積は約110坪、建蔽率40%、容積率80%の第一種低層住居専用地域に位置します。
土地形状は敷地延長(アプローチ幅4mの旗竿地)で、間口は4m強ありまして、アプローチの長さは約25mです。

現在は平屋建ての建物があります。

希望、条件としては
1.上下完全分離の二世帯住宅
2.2Fへは階段だけでなくエレベータを付ける(親の足腰が弱っている為mustです)(1F入り口と2F入り口の前辺りにEVを付けるのは可能でしょうか?)
3.現在、車はアプローチに沿って三台駐車している(樹木が無くなればもう一台余裕で駐車可能)が、出し入れが大変なため、地下を使うか、機械で上に上げるなど工夫が出来ればBEST
4.RC造
5.法律をクリアし、敷地延長という形状の関係での湿気対策のクリアも可能であれば必要に応じ地下を掘ることも検討の一つとなる

現在では上記です。

このエリアは建蔽率が40%ですので、アプローチ部分が災いして建蔽率を使い切ることが不可能な土地ではありません。

土地形状が一般的では無い為、設計に色々な工夫が必要ではないかと思います。

この希望で建設することは可能でしょうか?

将来的なことを考え、完全分離はMUSTです。

御回答をお待ち申し上げます。

宜しくお願い致します。

dancefloorさん ( 東京都 / 男性 / 38歳 )

敷地延長の二世帯住宅

2013/08/14 11:24
( 5 .0)

横浜駅のそばで開業している設計事務所です。

敷地延長であっても110坪あるということは、延長部分を除いても80坪ほどはあるという計算になります。都内としては広い敷地ですね。

建ぺいが40%ですから44坪の建築面積が上限ということで、計算上は敷地延長部分ではない所に余裕で建つと思います。
車庫も必ずしも延長部分ではなくても取れると思います。

また上下二段の機械式駐車機なども住宅用でありますので、そうしたものを利用するのも難しくありません。

二世帯完全分離はもちろん、RC造や地下、ホームエレベーターもまったく問題はないと思います。

あとは、敷地内に樹木がおありとのことでそういったものを利用してプランするかどうか、また周囲が建て込んでいるようなら1階の環境をどう計画するか、などデザインの問題になってくると思います。

他にも、ご趣味やどのような生活をご希望なのか、バリアフリーやパッシブデザインなどの快適環境の考え、もちろんご予算なども重要な要素です。

きちんとした設計・監理を行えば良い家が建つ敷地だと思います。


<あーす・わーくす http://office-ew.com

評価・お礼

dancefloor さん

2013/08/14 13:28

家庭の状況に変化があっても対応出来る家造りを考え、じっくりアイデアを練ろうと思います。ありがとうございます。

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