小日向 るり子
コヒナタ ルリコグループ
堀北真希さんと結婚した山本耕史さんはストーカーなのか
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「ストーキング」「ストーカー」という言葉を聞いて、いいイメージを持つ人はほとんどいないと思います。
女優の堀北真希さんと結婚された山本耕史さんのアプローチに対して「ストーカーじゃないか」という声があがっているようですが、私は山本さんの行為をそう思いません。
ラブレター40通
新幹線で待ち伏せ
その行為自体はストーキングの定義にあてはまるとしても、誰がアプローチされることを嫌がっている人と結婚するでしょうか?
しかも堀北さんほどの有名人で美人人が、です。
少し話はそれる感じになりますが、作家の岩井志麻子さんが、最近の言葉の使い方が乱暴過ぎる、と言っていらっしゃいましたが、私もまったく同感です。
言葉に対して「感覚的にわかればいい」という昨今の風潮。
「ヤバい」「イタい」「ウザい」・・・
ヤバいって、元々は第三者が嫌悪を抱くような言動に対して使われていたと思うのですが、今は「かわいすぎてヤバい」など、賞賛する言葉としても使われるようになっていますよね。
なんだかそれと同じような感じで山本さんの行為が「ストーカー」とまとめられてしまっているような気がします。
山本耕史さんの行動は
熱烈なアタックが実を結んだ
ということです。なぜなら堀北さんが無理やり籍を入れられてしまった訳ではないのですから。
山本さんの行為を真似したという理由でストーカーが増えるとか懸念している方もいるようですが、そんな懸念より、
好きな人に一生懸命アタックすること=キモい、ストーカーと短絡的な使われ方が浸透してしまい、男性諸君が好きな人にアタックできない状況の方がよっぽどヤバい懸念事項です!
ストーキングの元の意味は「(好意をもった相手に対して)執拗に付け回すこと」ですが、現代のストーカー規制法には、『相手が嫌がっているのに』という前提条件がついているのです。
相手が嫌がっている
ここを感じとれるかとれないか、がストーカーの分かれ道になるのであって、行為そのものをさしてストーカー呼ばわりするのは違うのではないかと思います。