勝 桂子(行政書士)- Q&A回答「いまは過渡期。焦らず地域に密着したサービスから探されては」 - 専門家プロファイル

ユーザー操作
勝 桂子
ゴールを見すえ人生観確立。墓じまい・遺言・相続・お金のご相談

勝 桂子

スグレ ケイコ
( 東京都 / 行政書士 )
こちらOK行政書士事務所 代表/葬祭カウンセラー普及の任意団体ひとなみ主宰
サービス:1件
Q&A:4件
コラム:4件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
090-5761-6982
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

独身・老後、緊急時に迷惑を掛けたくない

人生・ライフスタイル 老後・セカンドライフ 2025/12/20 01:05

ずっと独身で暮らしており、親は他界、兄弟甥姪はいますが、
遠方に住んでいたり、経済的な事情もあり、
確執はないものの、何かあったときにお金・時間の迷惑を掛けたくありません。

もし自分が緊急で入院や老人ホームへの入居が必要になった時、あるいは急死した際、
手続きを代わりにしてくれる人や保証人、身元引受人のような役目を担ってくれる人を、
先に手配しておくことはできますか?
行政や民間サービスで代行してもらえたりするのでしょうか?

漠然とした質問ですみませんが、よろしくお願いいたします。

soy-chocoさん ( 東京都 / 女性 / 37歳 )

勝 桂子 専門家

勝 桂子
行政書士

2 good

いまは過渡期。焦らず地域に密着したサービスから探されては

2025/12/20 11:22

soy-chocoさん、こんにちは。葬祭カウンセラーの行政書士として、お答えしてみます。
若いうちから将来のことお考えになられていて感心します。
いまはさまざまな終身サポートサービスが生まれており、大手企業も続々と参入しています。
ご質問のように「先に手配しておく」ための受け皿はたくさん存在しますので、ご安心ください。

なかには一括で百万円以上を預けておけば「すべてお任せ」とうたうサービスもありますが、これは要注意と思います。一括サービスの内容は主に以下のとおり。

1 公正証書遺言と任意後見契約公正証書、死後事務委任契約書の作成
2 入院・通院時のつきそいサポート
3 介護サービスの申請サポート
4 自宅の修理や不用品整理
5 その他こまごまとしたサポート

このうち「1」を個人の士業に依頼しても、日当を払えば「2」もしてくれる場合が浴びますし、「3〜5」も信頼できそうな業者を一緒に探してくれるかたも多いのではないかと思います。
もっとも、「後見専門」をうたう士業のなかには、ひとりで何十件も担当していて通帳の記帳ぬらいしかしてもらえない場合もあるので、細かな質問をしばしばしながら、人格を見極める必要はあります(葬祭カウンセラーの士業であれば、みとりのことを学んでいるので比較的丁寧にしてくれると思います)。

なによりこの分野はいま日進月歩で制度がかわりつつあります。
後見制度は2026年以降に大きく変わりますし(一時的にも頼めるようになるなど)、公証役場の電子公証制度も2025年の10月に始まったばかり。
10年後にはもしかしたら、独居のかたの健康状態をロボットが見守り、遺言の内容も自宅や病院にいながら変更できる時代になっているかもしれません。
soy-chocoさんのご年齢を考えると、いまからそうした一括サービスにまとまった金額を支払う必要もないように思えます。

【地域に密着したサービスの転用】
ある日突然倒れたりした場合のご心配もあろうかと思いますが、じつは地域の牛乳配達や新聞配達も、見守りサポートを展開しています。

・ヤクルトは警察や地域と連携
https://helpmanjapan.com/article/6673

・新聞配達が、行政や民生委員と連携
https://info.yomiuri.co.jp/media/yc-network/activity/3666.html
https://news-boy.com/column/025/
https://okyaku.chunichi.co.jp/lp-mimamoru-01/

このほかALSOKやSECOMなどの警備会社でも、月額数千円から見守りサポートをしてくれるサービスがあります。合鍵を預けておき、首掛け式のブザーを押せばいつでも駆けつけ、必要なときには救急車を呼んでくれるサービスです。

葬祭カウンセラーの行政書士としてなによりもお伝えしたいことは、「誰かをみとることで、ご自身の人生も色濃くなっていく」ということです。
わたしも血縁でないかたを何人もみとっています。それぞれのかたと終末期にお話ししたこと、認知症で意思疎通できないかたについても施設の方から日々の様子をうかがうことで、思うことは多く、人生の糧となっています。

お金を払って一方的に事務手続きを依頼するより、いまのご年齢からなら、同じようなニーズを抱える仲間をつくって、どなたかをみとり、ご自身のときも仲間にお任せするという方向もありうるのではないでしょうか。
緊急時の対応は新聞配達所や警備会社にお願いしておき、入院や介護のときのことなどは、顔の見える相手にみとりを頼んで、soy-chocoさん自身の人生のバトンをお渡しできれば、頼む側も頼まれる側も、双方がホッとできるのではないかと思います。

業界そのものが過渡期ですので、時間をかけて、少しずつ整えてゆかれるのがよいと考えます。

補足

>日当を払えば「2」もしてくれる場合が浴びますし

日当を払えば「2」もしてくれる場合が「あり」ますし、の誤入力でした

プロフィール対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム