後藤 一仁
ゴトウ カズヒトコラム一覧
43件中 31~40件目RSS
他人のものが自分のものになる!? 「取得時効」
通常、「時効」といえば、「お金を貸して返済してもらえる権利は10年で時効になる(10年経つと失う)」などといった意味合いの、権利を一定期間で失う「消滅時効」が思い浮かびます。 しかし、忘れてはならないのが、反対に、一定期間で権利を得る「取得時効」です。 実は、『自分の所有ではないことを知っていても、所有の意志をもって、平穏・公然に20年占有すれば、自分のものとなる』のです。 そして、『自分に...(続きを読む)
「住宅ローン金利、最低水準」
最近、銀行など金融機関の営業担当者の方の、弊社への来社頻度が高くなっています。 低金利の長期化を受け、各金融機関は住宅ローン金利の引き下げを加速して、過去最低水準へと下げている関係で、住宅ローン利用者獲得に力を入れているためです。 三井住友銀行によれば、『平成24年7月の金利が、同行にて超長期固定金利プランを開始した平成15年3月以降、最も低い水準の金利の「20年超35年以内2.51%」になり...(続きを読む)
地震で賃貸住宅が倒壊。仮住まい費用請求に応じる必要はある?
ある不動産投資家は、それまで順調に賃貸していた賃貸住宅が、思わぬ地震により倒壊してしまい、住宅として貸すことができない状況になってしまいました。 その投資家(貸主)は、賃貸借契約書に定められている通り、賃貸借契約を解除し、当月分の賃料と敷金を借主へ速やかに返還しました。 投資家自身も地震の被害者なのですが、借主は「地震で建物が壊れてしまったのだから、自分達は住むところがない。次の住宅を探すと言...(続きを読む)
「湾岸タワーマンション」は「首都直下地震」が起きても安心か?
東京は(島部を除き)、関東大震災以来、90年以上、「震度6」以上の揺れを経験していません。 この期間に高度経済成長を遂げ、首都機能の一極集中が進みました。 競うように建物の高さは、どんどん高くなり、繁栄を象徴するかのように超高層建物は増え続けました。気付いてみれば、海のギリギリ寸前のところまで超高層建物が建っている光景に驚かされる方も多いことと思います。 ところが、今、「マグニチュード7級の...(続きを読む)
地震被害による賃貸住宅の修繕費用負担は、貸主?それとも借主?
東日本大震災の後、首都圏でも、賃貸アパートや賃貸マンションの玄関ドア、建具、内装、設備などに被害が生じ、修理の必要が生じた場合などに、その費用を貸主が負担するのか、借主が負担するのか、揉めるケースがありました。 私のもとにも、賃貸マンションの高層階に暮らしている入居者から、地震があった日にようやく帰宅して、玄関ドアを開けたとたんに水が住戸内からあふれ出てきて(地震で高置水槽が倒れ)部屋中が水浸...(続きを読む)
地震による「埋立地の液状化」 宅建業者の責任は?
未曾有の大災害をもたらした東日本大震災から一年。 この地震で、首都圏でも埋立地において、液状化など多くの被害が生じたことは周知の通りです。 ところで、購入した土地が地震による液状化の被害を受けたので、調べてみると、購入した土地の場所は、江戸時代には海で、明治時代になって埋め立てられた土地であるということを知り、土地を購入した時の不動産仲介会社に対して、過去の地歴に対する調査及び告知責任を追及す...(続きを読む)
「狭い都心マンション」 と 「広い郊外マンション」 どっちが得?
はじめてマンションの購入を検討するときに、専有面積が多少狭くても「都心の利便性が高いマンション」を購入するのがよいのか、都心から離れた郊外など多少交通が不便な立地であっても「広さと価格を重視するマンション」を購入するのがよいのか、迷うことがあります。 実は、この2つのパターンの考え方には、パターンによって ある共通した思考の傾向性がある場合があります。 それは、「狭くても利便性を重視するマンシ...(続きを読む)
買ってはいけない!? 「売るとき価格(資産価値)が下がりやすいマンション」とは?
購入時点では、一生住むつもりと思っていたマンションでも、長い人生には事情が変わり、途中で、売却したり、貸したりする場面に出くわすことがあります。 それならば、途中で売却することになったときに、価格が落ちてしまうマンションではなく、できれば、価格が落ちないマンションにしたいものです。 では、どのようなマンションが将来、価格(資産価値)が下がってしまうのでしょうか? 次のような条件は売却時...(続きを読む)
価格(資産価値)が落ちないマンションの条件とは?
10年前に5,000万円で購入したマンションを売却したところ、5,150万円で売却でき、一方、10年前に4,500万円で購入したマンションが、売却価格3,500万円になってしまいました。 この差は、いったい何でしょうか? この事例の5,000万円のマンションとは、「山手線のある駅から徒歩3分、大手デベロッパー分譲(当初新築)の70㎡の3LDKで、10階部分、南西角部屋、陽当たり眺望良好」でした...(続きを読む)
満室の極意 「内見者のココロにぐっとくる、簡単な魔法」とは?
先日 某新聞社様より、「2012年の賃貸住宅マーケットの見通し」や昨今問題になっている「空室対策」についての取材を受けましたが、そのなかで、「空室に悩む多くの大家さんたち」へ、簡単に実施でき、満室への効果が高い方法として、いくつかの「成功の実例」をご紹介させていただきました。 今回はそのなかから1つ、寒い季節の夜の内見時に特に効果を発揮する、簡単にできる満室への方法『ライティングによるラッピング...(続きを読む)
43件中 31~40件目