小坂 淳(ウェブ解析士マスター)- コラム「ファイブ・フォース分析とアクセス解析」 - 専門家プロファイル

小坂 淳
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コサカ アツシ
( 東京都 / ウェブ解析士マスター )
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ファイブ・フォース分析とアクセス解析

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アクセス解析の重要性 クライアントの満足度を高めるアクセス解析の使い方 2009-06-20 14:46

ファイブ・フォース分析とアクセス解析




マーケティングのフレームワークの一つに「ファイブ・フォース分析」があります。

即ち
・供給企業の交渉力
・買い手の交渉力
・競争企業間の関係
・新規参入の可能性
・代替品の可能性
です。

これらにより自社を含めた業界の競争の状態などを示し、
戦略に役立てるものです。

通常は自社が今いる位置に立ち使用するフレームワークですが、
裏を返せば
・自社が供給企業になる場合
・自社が買い手になる場合
・自社が業界内企業を脅かす場合
・自社が新規参入する場合
・自社が代替品になる場合
にも使える手法です。

特に新規参入や代替品に関しては、会社内で想定できることを超えた
「意外性」がそのきっかけになることがあります。

例えば古くから「アクセス解析」はマーケティングの手法ではなく、
「監視」のための手法でしたが、マーケティング分野に参入し、
その中で必要な存在になっています。

そしてアクセス解析はその可能性を「発見する」ことにも役立ちます。

例えばこんな使い方があります。
とある不動産会社の事例です。
その会社は物件の売買や賃貸を行っています。
SEOもそれなりにやっていましたので、そこそこ問い合わせもありました。
が、ある日アクセス解析を見ていて一つの発見をします。
「貸」という文字と「会議室」という文字を含んだ検索キーワード・フレーズが多いことを発見したのです。
その会社は普通の不動産会社でしたので、
それまで貸会議室というビジネスは行っていませんでした。
そこでまず試しに一つのビルのオーナーに交渉し一部屋貸し会議室を確保します。
そしてその情報をウェブに掲載し反応を見ることにしました。

そうすると案の定「貸会議室」での検索エンジン順位が上昇するにつれ、
アクセスも上昇し、問合せが増えるようになります。

それを見て今度は貸会議室専門サイトを立ち上げ、
物件も確保し本格的に参入します。

そこから新しいビジネスに参入し新たな収益になるビジネスが誕生しました。

他にも
・美容室がシャンプーを発売する。
・システム会社が人材派遣を始める。
・洋服販売会社がオリジナルシャツの販売を始める。
など新たな挑戦につながった例があります。

アクセス解析は基本は「仮説→検証」という使い方ですが、
仮説になかった動きも切り捨てるのではなく、モニターすることで
新たなビジネスチャンスをつかむことが出来るのです。
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