岩川 昌樹(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「年齢に関わらず勘違いしているでしょう。」 - 専門家プロファイル

岩川 昌樹
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します

岩川 昌樹

イワカワ マサキ
( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
Q&A回答への評価:
4.5/151件
サービス:1件
Q&A:326件
コラム:62件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
043-306-5800
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

勘違いだらけの投資信託

マネー 投資相談 2009/09/23 21:52

私は投資信託を保有していますが  きっかけは分配金と複利運用という紛らわしい用語でした 全て分配型投信です イメージが膨らみ多額をつぎ込みワクワクしながら毎日チェックしました 最近うっすら見えて来たのは 取り返しのつかない大きな勘違いです そこで質問です 大型投信のほとんどが毎月分配型です 勘違いされている方が多いということですか それとも 年配の方が多いのでしょうか  複利運用とは 配当や利息の再投資で膨らんで行くイメージですが 20年前に日本株投信を買っていたら 複利でもこれですよね  投資信託業界に違和感を感じます  頭を打ってからではおそいですが 入り口で間違っている人が多いと思います これは大きな社会問題です 投資は自己責任ですが 何かがおかしいのではないでしょうか? 
販売時の説明用語を変えないと ほとんどの人は勘違いします

551さん

岩川 昌樹 専門家

岩川 昌樹
ファイナンシャルプランナー

- good

年齢に関わらず勘違いしているでしょう。

2009/09/23 22:25

はじめまして、FPの岩川と申します。

ご指摘のとおりです。
分配型投資信託は、下落して、はじめて元本を取り崩している事に
気づいた人は多いでしょう。
(年配の方だけが勘違いしているわけではありません。)

このような誤解があるから、投資が定着しないのでしょう。

一般に投資信託の複利運用は、預金などの複利と異なり、
利息が利息を呼ぶわけではありません。
つまり、分配金の再投資が、複利効果を高めるわけではないのです。

分配金を再投資することで、基準価額が下がるので、
再投資によって、口数が増加しても何の有利不利もありません。
税金が引かれるだけデメリットです。

投資信託は、投資先の企業が、事業収益を次年度に再投資することから
複利運用と言われているのです。

金融商品の勘違いは、
小さい頃から投資教育がされないと言うことにあると思います。
金融を正しく理解できる投資教育は学校から取り入れるべきなのでしょう。


複利の株式投資、複利でない商品投資
http://toushinmkt.seesaa.net/article/113535192.html

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム