岩川 昌樹(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「変額は、保険を経由して投信を買うことです。」 - 専門家プロファイル

岩川 昌樹
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します

岩川 昌樹

イワカワ マサキ
( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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変額個人年金について

マネー 投資相談 2009/08/17 23:14

30代女性シングルです。老後に備えての運用として変額個人年金を考えております。
PCA生命のプラチナインベストメント(バランス型)と、第一フロンティア生命のプレミアステップ、あとは積立で利率変動型個人年金保険に分散しようと思っておりますが上記商品についてのご意見をいただければと思います。
また変額個人年金以外でおすすめの金融商品等がありましたら教えていただければと思います。

teletaさん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )

岩川 昌樹 専門家

岩川 昌樹
ファイナンシャルプランナー

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変額は、保険を経由して投信を買うことです。

2009/08/18 09:14

はじめまして、FPの岩川と申します。

変額年金保険は、投資信託と生命保険の融合商品です。

保険金と年金原資を投資信託で運用します。
投資信託と同じように運用商品として利用できる他、万一の場合には、残された遺族に死亡保険金として、受け取ることができるので、相続時の非課税枠確保などを目的に利用する場合もあります。

変額は、保険を経由して投資信託を購入するということになります。

上記の様に、保険金として受け取るメリットを利用しなければ、保険を経由させず、ダイレクトに投資信託のみを購入した方が効率的です。

保険を経由して投資信託を購入するのか?
ダイレクトに投資信託を購入するのか?
で、大きく異なります。

また、保険会社の商品で貯蓄をすれば、保険会社の破綻リスクを背負いますが、
投資信託は、金融機関の破綻リスクは、背負いません。

仮に保険の利用はせず、資産形成を目的とした変額年金のメリットは、
運用益に税金が掛からない、さらに、資産配分の修正にもコストなしのケースがほとんどです。(掛かる商品もありますが。)

しかし、変額年金の手数料が高すぎて非課税運用のメリットは、ほとんど享受できません。
投資信託をダイレクトに購入した方が効率的です。

変額年金も、目的によっては大変利用価値のある商品です。
資産形成以外の目的を明確にするべきです。

資産形成を目的とした場合は、コストの安い商品を探すのがとても難しいといえます。おそらくコストの安い商品は、銀行や証券会社などでは、取り扱いないと思います。

補足

それから、検討中の商品の手数料をご存じですか?
毎年取られる手数料を確認すれば、慎重にならざるを得ないと思います。

基本的に金融商品は、ひとりひとり異なる運用の目的に合わせて選択します。

http://toushinmkt.seesaa.net/article/112761360.html

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