岩川 昌樹(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「コストより、為替の影響が大。」 - 専門家プロファイル

岩川 昌樹
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イワカワ マサキ
( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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中国ETF、どの取引所に投資するのが有利?

マネー 投資相談 2009/05/21 01:02

同一指標に連動する中国ETFが、香港、日本、NYに上場されている場合、どこに投資するのが有利ですか?日本?為替手数料を含む直接の手数料類は、日本<NY<香港、?為替手数料は、投資家と証券会社間より、運用会社内の方が安く、日本<香港、?NYは円→香港ドル→米ドルと2回両替があり日本<NYで不利?

東嶽さん ( 神奈川県 / 男性 / 56歳 )

岩川 昌樹 専門家

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ファイナンシャルプランナー

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コストより、為替の影響が大。

2009/05/21 08:55

はじめましてFPの岩川と申します。

入り口のコスト?ランニングコスト?の有利さ?を求めているのでしょうか?

まず、同一指標に連動する中国ETFを購入する場合、
たとえば、MSCIチャイナに連動するiシェアーズ等のETFは、
どこの市場で購入しても、同一商品の購入する訳ですから、運用成果も同一です。

ただ、日本を経由するのか、NY市場を経由するのか、香港市場で直接購入するかによって異なるのは「為替の影響」です。

為替の影響を考えて有利かどうかの判断は、残念ながら事前に特定することは困難、不可能です。

為替の市場規模が極端に小さい場合は、すぐに売却できない、価格に開きが出ることも考えられますが、日本、NY、香港の場合、どこの通貨でも、それは心配ないでしょう。

将来日本で使用する資金と仮定して、
純粋に中国への投資が目的であれば、日本で購入するのが為替リスクは最小限です。

仮に将来、香港ドル、米ドルの保有目的、または、ご自身の予想、期待があれば、その国の通貨建てで購入すれば良いと思います。

どこの国のどの市場を経由すれば、コストが安いのか?を考えてもそれほど大きな影響と思えません。
むしろ、為替の影響です。
コストの安さで購入市場を決定しても、為替の動きで一瞬にそのコストの差はなくなります。

何に投資をしたいのか?
最後にそのお金は何処で使いたいのか?
ドル高を期待するのか?
など、投資目的を明確にされれば、どこの市場が有利か判断できるのではないでしょうか。

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