岩川 昌樹(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「個人年金の収益は、債券投資に値します。」 - 専門家プロファイル

岩川 昌樹
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します

岩川 昌樹

イワカワ マサキ
( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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個人年金保険について

マネー 投資相談 2009/03/08 20:44

35歳、未婚女性です。医療系専門職として15年になります。年収は500万弱です。

先日、田舎の親より、そろそろ老後対策として個人年金保険の加入検討をすすめられました。銀行よりも利子のいい積立貯蓄に似たもの、定年まで働いたとしても、年金支給までの5年間の生活の足しになると思い、元本保証タイプの資料請求をしたところです。

3年後の38歳で、今加入している生命保険が満期になるので、経済不況でもあるし、医療保険を県民共済等の掛け捨てタイプに変更し、生存給付金約160万+10000円毎月積立で個人年金保険に加入してもいいかなと思っていました。
しかし、どこの個人年金は、加入時の年齢が37歳をさかいに積立金額が10000円以上から20000円以上となるので、前倒しで加入するかどうか、以前より気になっていた金・プラチナ積立をしようか、そもそも、利子のいい銀行の定期に預けておいた方がいいのではとも考えています。

そこで、専門家の先生達にアドバイスを頂きたく存じます。よろしくお願いします。

追加;現状の金融資産です。
毎月手取りの約40%以上を貯蓄・資産運用にまわしています。
内訳は、貯蓄(60000円)社債積立(10000円)投信積立4本(40000円)。です。

ポートフォリオ
全体の3割が普通貯金・定期貯金・積立貯金3割が社債・生命保険の生存給付金、残りの4割を資産運用しています。
その4割の内訳が、
国債25%、国内株式(投信・個別株)30%、国際債券(投信・MMF・FX)20%、国際株式20%(投信。先進国・新興国半々)その他(投信。リート、金ETF)5%です。
30%ほど目減りしています。

補足

2009/03/08 20:44

資産運用の目的ですが、人生の折り返しになる40代前半になる頃には、両親の介護、結婚等ある程度、どこで、誰と人生を過ごすのかがリアルに考えられる時期と思い、田舎に帰らないのであれば、マンション購入をと考えており、その頭金目的です。
それ以外は、何かしたいことが見つかった時に、すぐ実行できるために(お金がないために諦めなくてもいい様に)、少しでも資産が増えていたら。。。と考えています。
ポートフォリオは外国株(先進国・新興国共に)のひどい目減りの結果です。資産を増やすチャンスだという記事をよく読みますが、そこまで打って出る度胸がないので、投信積立のみを継続することにしています。

うらじさん ( 京都府 / 女性 / 35歳 )

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ファイナンシャルプランナー

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個人年金の収益は、債券投資に値します。

2009/03/08 21:18

はじめまして、FPの岩川です。

ポートフォリオの内容を拝見すると、投資に対する理解が伺えます。

ポートフォリオの目的、運用期間など作成の経緯は分かりませんが、
老後資金の運用であれば、個人年金の選択より、ポートフォリオへの追加投資が効果的と考えられます。

個人年金は、保障や保険金の非課税枠など、貯蓄以外にも目的があれば有効です。
(保険は保障。貯蓄は貯蓄です。)
個人年金を選択するならば、有利である理由や目的を明確にするべきです。

個人年金の収益は、債券投資に値します。
つまり、保険会社を経由(任せて)して個人年金を行うならば、
ダイレクトに債券投資を行う方が保険会社の破綻リスクを引き受ける必要もなくなります。

ポートフォリオにも個人個人百通りの考えがありますが、
現在半分以上が日本投資なので、比率的には、外国株式、外国債券に
充ててもよろしいかと思います。
もちろん、あなたが引き受けられるリスクや希望するリターンによって、良い方法は全く異なってきますが。

ご不明な点があれば、気軽にご質問下さい。

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