
シェシャドゥリ(福田)育子
シェシャドゥリフクタイクコ離職の前にEMDRセラピーを!
-
Q&Aを読んで ご自身の物音に反応するという症状がEMDRセラピーで治るかもしれない、とセラピーを受けに来られた方があります。
その方は症状がきっかけで2度の離職を経験されていました。来られた時には
「EMDRセラピーで治るのか 不安です。このまま治らなかったら・・・。」
とおっしゃっていました。2回目のEMDRセラピーを終えた後は
「始めの会社でのトラウマが すっかり過去のものになっています。そんなことがあったな、という程度です。次の会社での記憶ももうすっかり忘れていました。そのことがあったから転職することになったのに。不思議です。すごいですね!」
と効果を実感されていました。
新入社員の時に体験する出来事が 自分の自信をくじく出来事として記憶に残ると それに似た出来事がどんどん蓄積していき、不眠、食欲減退、震え、うつ症状を始めとする症状が出るようになることがあります。
そして「会社を辞めるしかない。」と思いこんでしまうのです。
ところがそのような記憶に対してEMDRセラピーを行うと 合計5時間位の治療で記憶が過去のものになります。
「不安です。」が「不安だった。」
「恐いです。」が「恐かった。」
というようにクライエントの方が表現されます。
会社に入るまでは 心身共に健康だった、と言う方はこのように短期でトラウマが消えます。
子どもの頃から不安、恐怖、自信の無さを始めとする辛さを抱えて来られた方は 短時間では終わりませんが 話すだけのカウンセリングよりは早く解決に向かいます。
アドラー心理学の考え方、生き方も同時にお伝えしています。
日本ではコーチングという言葉が知られていますが 北米のアドラー・コーチングのサイトには「アルフレッド・アドラー博士はコーチングの祖父である。」と書かれています。
「アドラー心理学の考え方がコーチングと似ていますね。」
と言われる度にお伝えしています。
離職を決める前に EMDRセラピーでトラウマを取くことを試されることをお勧めします。
2011年10月16日の読売新聞関西版にも EMDRが大きく紹介されました。
「かPTSDだけでなく 抑うつ、不安、パニック障害、虐待、いじめ、発達障害、引きこもり、終末ケア、死別ケアにも効果がある。」と説明されています。
「心理カウンセリング・セラピー」のコラム
摂食障害とEMDRセラピー(2012/06/01 17:06)
EMDRセラピー(2011/09/08 10:09)
お正月・・・EMDRの効果を実感(2011/01/14 07:01)
自殺のニュースから(2010/11/18 23:11)
EMDR事例(小さくて長く続いたトラウマ)(2010/06/01 17:06)