シェシャドゥリ(福田)育子(メンタルヘルスコンサルタント)- コラム「うつ病になる3つのタイプ」 - 専門家プロファイル

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うつ病になる3つのタイプ

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心理カウンセリング・セラピー 勇気づけ 2010-12-14 09:56

アルフレッド・アドラー博士は 「どのような精神病理も 勇気をくじかれていることに起因する。」として 保護者、教師等に対して「勇気づけて育てること」の大切さを説きました。

「現代に生きるアドラー心理学-分析的認知行動心理学を学ぶ」の著者 ハロルド・H.モサック博士の「うつ病」の授業をアドラー心理大学院モントリオール校で受けたことがあります。

講義の中でモサック博士はうつ病になる人には大きく分けて3つのタイプがあると説明されました。

1.いつもコントロールしたい人

2.いつも良い人でいたい人

3.いつもゲットしたい人

「いつも~である。」という状態が得られない時に うつ症状を呈する、と。

1のコントロールしたい人がうつ病になるのは 病気、死のようにコントロール出来ない状況に出会った時です。2と3はそれが叶わない時。

うつ症状を軽くするのに一時的に薬が効き、気分が軽くなったように感じても 1~3の性格傾向は薬では変えらません。うつ病にかかった人には その人のうつになり易い性格傾向を気付かせるような心理セラピーが必要です。

EMDRセラピーも性格傾向につながる「思いこみ」の解決に効果があります。

また「勇気づけ講座」の内容を実践することも うつ症状の改善につながります。

(私は 「勇気づけ」を実践することで うつ症状から脱しました。ただ時間がかかりました。真っ暗なトンネルの先に明かりが見えたような気がするまでに 3年は要したように思います。)

アドラー心理学の手法では セラピーをする為に「ライフ・スタイル診断」と言って人の性格傾向を子どもの頃の家庭環境、親、きょうだい関係等に加えて早期回想(子どものころの思い出)から分析します。そしてクライエントに(患者)に 分析から読み取れる その人の信念、行動傾向などを伝え、確認を取ります。その信念、行動傾向がクライエントの病理と関連があることにクライエントが気付けば 治療が始まります。

アドラーは日本では ユング、フロイト、ロジャースほど知られていませんが 広辞苑には次のように載っています。

ウィーン生れの精神医学者。神経症の原因を誰もが持つ劣等感に求め、これの補償として「優越の努力」「権力への意思」を家庭(1870-1937)個人心理学

ある時に ロジャースのカウンセリングを学ばれた方が 

「カウンセリングは聴くだけだよ。」

とおっしゃいました。

「流派によって違うと思います。アドラー派は 聴くだけではありません。行動を変える選択肢を一緒に考え、選択し、それを実践してもらいます。 」

と 具体的な例をあげて 説明させて頂きました。

そう言えば 私のクライエントからも聞いたことがあります。

「カウンセリングって効くのですね。前に半年行っていた所では 聴いてもらうだけだったので 何回行っても自分の頭の中で堂々巡りして変化が起きず 止めてしまったのです。EMDRも良く効いて、先ほどここへ来た時と帰る今では 気分が全然違います。」

次はカウンセリングと同じ効果のある「勇気づけ講座」を受けて下さった方々の言葉です。

「この対応は傾聴より一歩先へ行っていますね。私はこれまで 何か一言“あなたが~なんでしょう”と娘に言っていたのを止めました。また別の機会に娘は“その言葉、何か裏がありそうね。”と言いつつ嬉しそうでした。」

「私は子どもが赤ちゃんのころから9才の今まで 様々な講座を受けて来ましたし 色々な本を買って読もうとしてきました。育児が大変で 解決方法を知りたかったからです。でも頭では分かっても 変わらないまま過ぎてきました。“聴き上手”を習ってから 口を挟まないで子供の言葉を待つようにしたら 子どもが“もういい。”とか “僕のこと分からないんだから。”と言わなくなりました。」

何かに気付かれた、変化を感じるようになられた、ということは “しっかり実践されている。“ことを物語っています。

「実践」とは 行動を変えることです。

「余計な一言を言うのを止める。」「口を挟まないで 子どもの言葉が出るのを待つ。」どちらも これまでの自分の行動をほんの少し変えるだけですが 意識することにエネルギー、根気、時には忍耐が必要です。

「ひとりひとりが 肯定的な関係を持つことが出来れば その輪が広がって住みよい社会になりますよね。」

とおっしゃった受講生の方がありました。本当にそう思います。

子どもの健康な心を育てる為に、心の病気の予防となる役割を果たす「勇気づけ」一人でも多くの方に実践して頂けたら・・・と願っています。

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