こんにちは。

WEB施策・印刷物関連の実務を行いながら
コンサルタントサービスをメインに行う、アイ・カンパニーの井出です。

先週から始まったこのコラム、
無数のWEB戦術から、効果的に実際の売上を伸ばすまでの
戦略や考え方をご紹介していきます。

まず第一回の本日。
キーワードは、「遠くの1000人ではなく近くの10人」です。

売上を伸ばしたい　と思った時、まずは何から始めますか？

広告を増やす？

サイトのデザインをキレイに整える？

まずは、すでにサイトにアクセスしてきているユーザーを
より質の高いユーザーに変える作業が最初です。

具体的には、まずアクセス解析を行います。
その中で
・離脱率の高いページ
・直帰率の高い検索キーワード
・直帰率の高いページ
・コンバージョン途中で離脱の多いページ
を中心にピックアップします。

これらは、ユーザーのコンバージョンの妨げになっているページですので
こうしたページの改善を行っていきます。

最初に広告などを増やす（もしくは始める）ことをしない理由は
サイト上に改善点が多い状態で
アクセス数を増やしても、無駄になってしまうことが多いからです。

本当に伸ばしたいのは、アクセス数ではなくて
実際に購入に至るコンバージョン数です。

またサイト全体の見直しポイントとして
・初めてのお客さんにも、主力商品が分かりやすいか
・説明文などに、専門用語を使い過ぎていないか
・コンバージョンの途中に、他ページへ誘導するリンクが多すぎないか
・ECサイトなら、目立つところに常に買い物カゴがあるか
などがあげられます。

こうした作業は一度は必ず欲しいものですが、
出来れば定期的に行っていきたいものです。

アクセス解析の解析ツールは多々ありますが、
より精度のよいものを使う場合
どうしても専門用語や独特な機能などがあります。

定期的に解析結果を見ることで、早くツールを使いこなせますし
何か異常があった場合にもすぐに手を打つことが出来ます。

ぜひ、日常の作業に組み込んでみて下さい。

次回は、つぎの優先順位として高い
「リピート購入がある場合の、リピート率の上げ方」です。

ここでもポイントは、
すでに購入した顧客からのリピート　＝　近くの10人

を狙う点です。

次回の更新は11/14を予定しています。
お楽しみに！^^