水嶋 一途(弁護士)- Q&A回答「養育費減額の調停を申し立ててはいかがでしょう」 - 専門家プロファイル

水嶋 一途
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水嶋 一途

ミズシマ カズミチ
( 東京都 / 弁護士 )
一途総合法律事務所 弁護士
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養育費の支払い義務について

2008/06/02 20:53

私は六年前に離婚し五歳の子供がいます。
離婚後、夫婦間で話をし毎月三万円を支払ってました。
しかし子供には会えないだけではなく、写真すら見せてもらうことが出来ません。私は胃潰瘍になり会社を辞め
現在パートで両親と暮らしています。しかし毎月10万の給料で生活が厳しいため、三ヶ月ほど支払ってはいません。裁判所へ行きちゃんと解決させたいと言っても
忙しいからお金だけ払ってくださいと言われるだけで
話がすすみません。毎月の支払いもあり現状で3万の支払いは出来ません。こんな私は拒否が出来なくても、減額には値しないのでしょうか?どこに相談すればいいのかも分かりません。ぜひ教えていただければと思います。

ケンジさん ( 宮城県 / 男性 / 34歳 )

養育費減額の調停を申し立ててはいかがでしょう

2008/06/03 10:01

ケンジさん、こんにちは。
弁護士の水嶋一途です。

離婚時の話し合いによって、取り決めた養育費を取り決めに基づいて支払うことは当然の義務といえますが、時間の経過によってそれぞれの経済的事情や生活環境が変化します。
この場合、当初の取り決めをそのまま継続したのでは、相当でない状況となることもあるでしょう。そのようなときには、事情変更を理由に取り決めた養育費を変更することが認められます。

ケンジさんのケースでも、収入が激減していると考えられますから、経済的事情の変化を理由に養育費の減額が認められる可能性があります。
養育費の減額は当事者同士の話し合いによっても可能ですが、ケンジさんのケースでは難しいようですので、家庭裁判所に養育費減額の調停を申し立てるといいでしょう。
調停の申し立て自体はそれほど難しい手続きではありませんが、もしご不安のようでしたら弁護士などの専門家にご相談されるとよいでしょう。

随分とお悩みのこととは思いますが、少しでもケンジさんの参考になれば幸いです。

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