
辰巳 いちぞう
タツミ イチゾウ業務に追われるメカニズム 対処療法型仕事法の大罪
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「業務に追われる」・・・
働いているとしばしばこんな絵に遭遇します。
作業的な話だけでなく、顧客クレームや業務的なミステイクなど。
追われる構図はそこら中に存在します。
なぜ追われるのか?
それは
「業務量が主たる要因ではありません」と断言します。
起きたことに対処を繰り返す、対処療法型思考がそうさせるのです。
悪く言うと、先のことを何も考えていないのです。
あんぐり口を開けて、何かが起きるまで無策の生活をしているから追われるのです。
対策は
できる限りの予定、未定を含む発生事項をアタマにたたき込んで日々を生きる
ことです。
突発的に発生した事項は徹底的にプロセスで管理をします。
一言で言うと
スケジュール管理を徹底的に行うことで先読みの習慣をつけるのです。
そして最も大事なことは
職務の目的や組織の目的をアタマにたたき込むこと。
それができない管理職が多いような気がします。
対処療法型仕事法・思考法を放置するとこんな悲劇に見舞われます。
■ すべての仕事が遅れる
■ 部下が育たない
■ 顧客に迷惑がかかる
■ 組織に余計なコスト負担を強いる
■ 自分が憂鬱になる・テンションが下がる
■ 周囲にその影響が出る(部下・同僚・家族など)
これらの事象が多発的に起きると・・・
■ 会社の業績が悪化します
■ 給料が下がります
■ やる気を失います
■ ・・・・・ ・・・・・
会社のせいにしている場合ではない。
自らの思考を変えよ。考えが変われば行動が変わる。
行動が変われば周囲が変わる。