
堀江 健一
ホリエ ケンイチ境界性パーソナリティー障害の可能性のある私
2021/01/28 04:53私はおそらく境界性パーソナリティー障害で、近々病院で診断を受けます。
夫に暴力を振るい、暴言をはき、ずっと我慢してくれてましたが、とうとう夫は家を出てしまいました。弁護士をたて、わたしに手紙がくるようですが、離婚のためか聞くと、一緒にやっていくためと言います。夫が病気へ行ってほしいといっていたので、行くと伝えると、診断結果を弁護士を通じて教えてほしいとのことでした。夫の通ってるカウンセリングへ、行ってほしいと以前に言われてたので行くと伝えると、私がよいと思えたらよいと言われました
。他にもアダルトチルドレンのサイトなどを、参考に送ってくれました。夫のカウンセラーに、何かアドバイスをもらったのか、ただ、そこからはLINEに既読すらつかなくなってしまいました。夫は弁護士を通してやりとりするのがいいと思うという、言い方だったので、やりとりは弁護士とするが、あなたからの返事はなくてもわたしの気持ちをLINEで送りたいがいいかと、たずね、嫌だったらいってほしい旨を伝えたあと無視されている状態です。弁護士からの手紙がくれば、夫の思いははっきりするのでしょうが、まだ届かず、わからないままで苦しいです。夫は、離婚に向かってるのでしょうか。また、離婚回避のために私ができることは、病院へ行く、カウンセリングに行く以外に何ができますでしょうか。
羊さん
(
愛知県 / 女性 / 42歳 )
少しの良い変化を喜びとして、ご自分で評価してあげましょう
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離婚も視野に考えられている別居中のご主人から連絡が来なくなられた。
さぞ、不安に感じておられることでしょう。
ご主人も弁護士を通じての話だと、修復したい意向をお持ちで、羊様もそう思っておられるようです。
そこで修復を図るために、少しでも何か自分に出来る事があればやりたいと思われていおられる様ですから、前向きなお気持ちの表れでもあると感じられます。
そこで具体的なご提案として日記をお付けになられてみてはいかがでしょうか?
日々、自分が思った事や感じた事は、日常の生活に流され、あまり記憶にも残らず、そのため客観的に自分を振り返ってみる事は難しいものです。
その点、日記はある程度の期間書いて、後で読んでみると、その時の自分とはまた違う視点で「こんな事に対して、こんな風に感じて、こんな行動や態度をしていたのか」とわかる事が多いものです。
書いた時は感情的になっていたけれど、後で冷静になって見ると自分の感情が大きすぎた様だとか、少し一方的に偏っていたのかも、とか自分を理解する大きな手掛かりとなりうるものです。
攻撃的になってしまう時のパターンが何か見えて来るかも知れません。
また、実際カウンセリングに入った時にも、その日記を基にカウンセリングすれば、カウンセラーにとっても重要な資料となり、羊さんの改善の方略に役立つものでしょう。
ただ、今現在はご主人と同居していないのですから、ご主人とのやり取りによるエピソードは無く、日記にも書きようが無いかも知れませんね。
過去の出来事を思い出して、自己分析して見るのも良いかも知れませんが、これは出来ればカウンセラーさんと共同で行った方が安全かも知れません。
辛くなったり苦しくなったりしない範囲で、思い出して、自己洞察してメモしておくくらいなら、してみて良いかと思います。
その中で反省点も感じられるかも知れませんが、くれぐれも自分を責めてしまう様な反省の仕方は厳禁です。むしろ逆効果となりますので中止して下さい。
あくまで、どの様な時に暴言や暴力をしてしまったのか?何かパターンがあるのか?どうかを見つけるための、自己理解の為のヒントとして役立てて下さい。
今の所境界性パーソナリティー障害が背景にあると思われているようですが、実際診察して見ないとわからないものですから、様々な可能性も考えられます。ですので、少し細かくなりますが、色々な情報が得られるに越した事はありません。
入眠時間と起床時間(睡眠障害が無いかが重要なので、床に就いている時間では無く実際の睡眠時間)、食欲のありなし、生理の状態、朝と夜の気分の善し悪しなど点数で数値化しておくと見易いです。5点満点で怒り度5、とか。
良い気分の時と不愉快な時とあると思いますが、どちらも重要です。そんな気分になった原因と思われるエピソードがあればそれも書いて、具体的に思った事、そう思って何をしたかの行動面も書いておきましょう。
また、そのような努力を具体的にしていることがご主人にも伝われば、ご主人もより前向きな捉え方をしてくれるものかと思われます。
ただ、一般的にカウンセリングを始めれば、すぐに効果が出て、夫婦関係も修復して行くとは限りませんので、長い目で見る必要があると思われます。
焦らないで!と言っても焦る気持ちがあるのも人情でしょうが、羊さんも「止めた方が良い」と頭ではわかっていながら、暴言暴力を止められなかったのでしょう。そのような根が深いと思われる問題を改善して行くには段階が必要です。
ほんの小さな良い変化のちょっとづつの積み重ねとなるでしょうから、その少しの変化を喜びとしてご自分で評価してあげられることが重要となると思われます。
評価・お礼

羊 さん
2021/02/07 23:04
前向きになれるようなアドバイスをありがとうございました。また、お礼の返事が遅くなり申し訳ありません。
提案したいただいた日記、あれから毎日つけています。ただ、やはり自己分析になると辛くなるので、カウンセラーとやっていこうと思ってます。毎日少しずつ、変化していこうと思います。親身で優しいお返事ありがとうございました。