堀江 健一(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)- Q&A回答「自己愛と解離について」 - 専門家プロファイル

堀江 健一
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自己愛と解離の違いをおしえてください

心と体・医療健康 心の病気・カウンセリング 2019/06/29 10:44

自己愛と解離の違いをおしえてください。
例えば自分がテストで60点を取ったとして、「60点はすごい」と自分に都合の良いように開き直るのが自己愛なのでしょうか?
60点を取ったテストを破り捨てて「100点だった」と記憶を改竄するのは解離でしょうか?

よこふくさん ( 東京都 / 女性 / 26歳 )

堀江 健一 専門家

堀江 健一
恋愛アドバイザー

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自己愛と解離について

2019/07/02 14:22

よこふくさん、たまたまですがまたご質問を見かけたのでお答えします、カウンセラーの堀江です。

一般的に考えて、「60点はすごい」と考えるのは自己肯定的と言える考え方で、非常に前向きで健康的な捉え方かと思います。
健康的な精神の人なら、ある程度自己愛的な傾向や自己肯定感はあるもので、その程度が強すぎる時に問題となります。

事実として100点満点のテストだったが、ほとんどの人が60点以上は取っていない難しいテストだった場合に、60点取れた自分が一番上なのだ、すごいと思うのなら普通ですが、
事実を捻じ曲げて勝手に都合よくそう思い込んで「私って誰よりもすごいんだ」と本気で思ってしまうようなら自己愛が強すぎると言えるかも知れませんね。

よこふくさんの開き直ると言うニュアンスは、そんな風に事実でない事を現実かのように都合よく思ってしまうという感じなのでしょうか?
でも開き直るという言葉が出るくらいですから、「60点だってすごい」と自分を励まそうとしている程度の普通のバランスの取れた考え方のように感じるのですが。
「60点取れたのだから、次は65点を目指そう!きっと頑張れば取れる!」みたいな気持ちでは無いのでしょうか?

60点を取ったテストを破り捨てて、本当に「100点だった」と60点だった事が無い事になって記憶を改竄されてしまっていたとしたら、それは解離と言っても良いかもしれませんね。
でも解離と言うのはかなり病的な症状で、これまた事実を本気で捻じ曲げて「あったことを、なかったこととしてしまう」ほどの誤った記憶や記憶そのものが無くなってしまうような状態です。
そこまでなのでしょうか?
「100点だった」ことにしてしまいたいなぁと言う願望を持ってしまう程度ではなくて?

自己愛と言うのはその人のパーソナリティーの一種の傾向であって、自己愛が強すぎて、現実を受け入れられなくて現実の自分と理想の自分とが解離してしまうと言うシステムで成り立ち、解離は症状とか状態を指す言葉かと思います。

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