
堀江 健一
ホリエ ケンイチ恋愛の不安症について
恋愛・男女関係 恋愛 2012/01/25 17:28もともと心配性な性格ですが、私はいつも彼氏ができると、不安で仕方がなくなって情緒不安定になります。
現在付き合って5か月目に入る彼がいます。
普段彼はメールの返事が速いので、少しでも連絡が遅かったり返信がなかったりすると、冷めたのではないか、誰かほかの人といるのではないか、と考えだしてしまいます。さらに、メールの本文がそっけなかったりすると、もしかしたら、私に興味がないのではないか、と考え込んでしまいます。忙しい彼氏なので、付き合い始めのころと比べて少しだけ会う機会が減った、遠出をしなくなった、などでも不安になってしまいます。
こういうことがあると、不安で仕方がなくなり、すぐに友達に相談をしてしまいます。「こうしたらいいよ」「ちょっと待ってみなよ」などといったアドバイスをそのまま実行して、そのあと不安は解消するのですが、また同じことが発生するとまた躓いてしまいます。
友達にも生活があるし、迷惑をかけてしまっていると思いすごく申し訳ないです。
それに、私自身も、自分の考えに自信がないためすぐ人に聞き、その通りのことを実行するため、同じことの繰り返しになってしまいます。
情緒不安定な性格は過去の恋愛でも失敗の原因でした。今回はなるべく本人に見せないようにしているのですが、それでも5か月間の付き合いの間に何度も彼にいやな気持ちにさせてしまいました。
情緒不安定な女性は嫌がられるというのはわかります。それでも直せません。
皆さんは恋愛中、どうされているのでしょうか。
また、
こういった不安症を解消するためのコツ
自立して自分の考えに自信を持てるようになる方法がありましたら、どうかアドバイスのほど宜しくお願いいたします。
補足
2012/01/25 17:28また、こんな風に彼に執着してしまうのは、彼が好きだというだけではなく、一人になりたくない、将来の不安というのが大きいと思います。私のこういった情緒不安定な性格がネックになり、現在20代後半になりますが、今まで5か月以上長く付き合ったことはありません。今後は将来のパートナーとして、努力して長い付き合いをしていきたいと思っているので、もし今の彼氏とうまくいかなくなったら、という不安がとてもあります。また、友達も、数はあっても心から気を許せて付き合える友達はほとんどいません。
また、一人の人と長い間付き合う恋愛経験が少ない為、うまく距離感がつかめないのだと思います。
心配性な性格ゆえ、もし私が距離を置いたら、私がそうだったようにきっと彼もいやな思いをするに違いない、とか、大げさに彼の反応を予測してしまってうまく距離が取れません。
考えてみれば、今週末は○○ちゃんとお茶をしたい、勉強をしたい、などと感じることがあるのですが、普段は私から連絡を取ることが多いので、もし私が誘わなければ、もし会わなければ、もしメールをしなかったら、もしかしたら、冷められてしまうかもしれない、浮気をされるかもしれない、などと考えだすと、不安で仕方がなくなり、結局自分のことはあきらめ、彼中心に考えるようになってしまいます。彼は浮気はしない、と最初に付き合い始めたころ言ってくれているのですが。。。
あまりに不安で夜眠れなくなってしまったり、食欲が激減し、落ち込みがちになることもしばしばあります。
少し気分を変えるために、距離を置きたいのですが(特に相手が私の情緒不安定のせいでいやな思いをさせてしまった後など)、そうすると冷められてしまうかも、浮気をされてしまうかも、などという心配をし始めてしまいます。
そこまで考える必要はないのでしょうか。
erinkoさん ( 千葉県 / 女性 / 28歳 )
あなたの中の「幼い子供」に、自分で愛情を注いであげましょう
はじめまして恋愛アドバイザーの堀江と申します。
気持ちが振り子のように揺れ動いてしまうのは、お辛いですよね。
本来一番信頼したい彼のことを、心から信頼してお付き合いできない。恋愛するのが苦しくなってしまうことでしょう。
恋愛関係、人間関係の基礎となるのが小さいころからの親子関係です。
Eriko様のご両親においては、お父様はお母様やEriko様に手を上げる事が多く怖かった。
お母様もそんな生活の中で情緒が不安定になられて、Eriko様に八つ当たりなどされていたご様子です。Eriko様ご自身、ご自分で思っている以上にお辛かったのではないかとお察しいたします。
子供と言うのは無防備で、弱い存在です。ですから、いつでも自分を守ってくれて、安心して甘えられる「親」の存在が必要なものです。
ところがEriko様の場合は、とても安心していられる状況ではなかったことでしょう。
自分が何か悪い事をしたわけでもないのに、いつ叩かれるか、八つ当たりされるかわからないわけですから、どうすれば叩かれたりせずに済むかもわからなかったと思います。
一生懸命に親の顔色をうかがって、なるべく親の機嫌を取って、、、それでもなぜかもわからないまま八つ当たりされてしまっていたりしたら、何を信じて、何を基準に行動したら良いか、まったくわからなくなってしまうことでしょう。
親を怒らせないように、ただひたすらその場その場で、とにかく「親の言う事」に従うしかなかったのではないかと思います。
「ただ怖くて、親の言う事を聞く」そのような状況では、「親はこう言うけど、私はこう思う。だから私は自分の考えにしたがって、自分が良い、と思う事をする」という自信や、自立心は育ちようがなかっただろうと思います。
そうして身に付いた心の癖が、大きくなられた今でも、尾を引いていらっしゃるのだと思います。
「自分がどうしたいか」よりも「相手がどう思うか」の方ばかりを考えてしまわれるのも無理は無いかと思います。
ですが、今後Eriko様が、「自分の人生」を歩むにあたって必要なのは、「自分がどうしたいか」考え「どうするか」決めて生きて行くことでしょう。
小さい頃、そうした「成長」できる機会が少なかった分、他の人に比べ、スタートが出遅れてしまわれているのだとは思いますので、その分時間がかかるものかとは思いますが、それはあなたが悪いわけではないですし、マイペースであなたなりに挽回できるものだと思います。
自分の、まだ成長できていない部分を責めるより、そんな幼い自分を「お母さん」があやしたり励ましたりしてあげるように、慈しんで育ててあげて下さい。
そうすれば、あなたの中の「幼い子供」も次第に安心して安定していくものかと思います。
彼に対しても、「彼の迷惑」や「彼の都合」を考えるのも大切だとは思いますが、少しずつでも、「私の甘えたい気持ち」を優先して、それを伝えて、愛情をもらえたら良い関係が築けるのではないでしょうか?
最初は勇気が必要かもしれませんが、彼は、小さい頃のあなたのご両親とは別の人なのですから。