堀江 健一
ホリエ ケンイチグループ
恋愛心理 のコラム一覧
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あすなろ三三七拍子 7 不思議と相性が悪い人と縁がある理由
ドラマ、あすなろ三三七拍子を題材に夫婦・恋人同士の関係性や、様々な面での人と人の縁について書いてきました。 ウチの夫婦二人の育った環境から来る人格を、象徴的に言い表すと、 「人の愛情を信じられない女」 「自分の愛情は、受け入れてもらえないのではないかと恐れる男」 と言えるようです。 普通に考えたら、まるで「水と油」みたいに正反対の性質で、カチッと扉が開く、鍵と鍵穴のような相性が良...(続きを読む)
あすなろ三三七拍子 6 好意を示したら、相手に迷惑に思われるんじゃないかという怖さ
あすなろ三三七拍子を題材に、夫婦喧嘩の話を続けています。 前回は、私の奥さんの育った環境について少しお話ししました。 その環境のせいで、「人の愛情を、素直には受け入れられず、むしろ愛されてないんだ」と逆の方向に受け止めてしまうような傾向が、強くなってしまった事。 そして、何事につけ、「愛なんてないんだ」と思う為の、「証拠集め」をしてしまっている事。 そして、私の育った家庭では、お母...(続きを読む)
あすなろ三三七拍子 5 繰り返される夫婦喧嘩に秘められた想い2
前回は、うちの奥さんの育った家庭環境についてお話してみました。お父さんが八百屋さんで、忙しく、あまり構ってもらえなかった事。 それに加え長女であったことから、子供なのに学校から帰って来て、遊びたい気持ちを犠牲にして、家の手伝いをやらされるのも毎日の事だったようです。 お母さんは、昼間、お父さんが店番をしている時は、自由に喫茶店に行っていたりして、自由なのですが、夕方、子供の頃の奥さんが...(続きを読む)
あすなろ三三七拍子4 繰り返される夫婦喧嘩に秘められた想い1
夫婦喧嘩に関して、我が家のケースを書いてみたいと思います。 私の場合は、以前まで代々木にあるカウンセリング施設に毎日常勤していたため、帰りも23時位と、いつも遅く、いつ終わるとも予測が立たない仕事状況もあり、いつも食事を作って待っていてくれる奥さんには充分感謝を感じていました。 ですから、自分の方が悪かったと思った時は、素直に謝るようにしていました。 でも謝っても簡単には許してくれない...(続きを読む)
あすなろ三三七拍子 3 夫婦喧嘩は絶対必要なもの
団長・藤巻が夜の繁華街を歩いていて、街の不良に絡まれケガをする事件に巻き込まれてしまいます。 おっさんなのに学ランを着て歩いていたので、目立ってしまったのです。 藤巻の奥さん広子(菊地桃子さん)は、最近の、仕事を理由に応援団に入れ込んでいる旦那に気がきではなく、その夜も旦那を応援してあげたくて作ったご馳走や、一生懸命に作った特製のパンも、夜遅くなってケガまでして帰ってきた藤巻のせいで、捨...(続きを読む)
あすなろ三三七拍子 2 家族を犠牲にしてしまう、男のプライド
第6話では、団員サヤオ(本当は沙耶・女性なのですが、団員は男性である事が望ましかったのでサヤオと言うあだ名がついた)が、応援団に入っていながら、なぜか応援団のあり方に否定的だったのですが、それがなぜなのかと言う理由が明らかにされます。 サヤオの父親も、他校の応援団員で、大人になってから、自営業を営んでいたのですが、友人の団員の借金の保証人になってしまったことで、財産を奪われ、お父さんはも...(続きを読む)
あすなろ三三七拍子 1 誰かに応援されていますか?
あすなろ三三七拍子 2014年9月、現在フジテレビ系で火曜21時より放送中のドラマです。 晴天の霹靂では、母親の愛情に関して書いてみましたが、今回のこのドラマは、「お父さん」が主役です。 ありえない設定で始まるこのドラマですが、描かれるエピソードは、昭和の臭いがするホームドラマです。無くなりましたよねぇ、ホームドラマ。「渡る世間は鬼ばかり」も終わりましたし。(私も観てませんでしたけど...(続きを読む)
思い出のマーニー2 人を信じるには、まず自分を信じること
現実の世界でも「裏切り」や「表面だけの親切」というものはあるわけですから、もうこれ以上「裏切られて」傷つきたくないと、まだ幼い無垢な心が望んでも無理も無い話です。 善意だけの人と言うのも、いなくはないでしょうが、少ないものです。 ましてや子供と言うものは基本「善意」とか「悪意」という概念はなく、ただ思った事を言ってしまったり、やってしまうものですから、大変残酷なこともやってしまうわけ...(続きを読む)
思い出のマーニー 1 傷付くのが怖くて人を遠ざけ、遠ざけられた人も傷付き、また自分も傷付く
思い出のマーニー 2014年作品 スタジオジブリ最後の劇場用アニメ映画になってしまうかも知れないということで、7歳の姪っ子と観て来ました。 12歳の少女杏奈は、人に対して意固地な気持ちやひねた気持ちがあって、上手く付き合う事ができず、孤立してしまっています。 そしてそんな自分を、自分でも「嫌い」なのです。 それには理由があって、両親が自分を残して交通事故で亡くなってしまうのですが、引き取っ...(続きを読む)
晴天の霹靂 その5 母親への「感謝」と「ほおっておいて欲しい気持ち」と「申し訳ない気持ち」
前回は、内観療法と言う「人からしてもらった事を思い出し、感謝の念と共に、自分が人から愛されている存在である事 も思い出していただく」療法を紹介しました。 それは身近な人、特に両親の「してくれた事」「してあげた事」「迷惑かけた事」にまつわる記憶を探って行くものですが、ただ、親から虐待を受けていたとか、親が人格的に問題を抱えており、本当に「良い思い出」がない方も中にはおられるでしょうから、そ...(続きを読む)
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