青柳 仁子(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「優先順位を付けて保険を見直されることをお勧めします」 - 専門家プロファイル

青柳 仁子
30代働く女性のための投資コンシェルジュ

青柳 仁子

アオヤギ ヒトコ
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
HITO.CO株式会社 日本橋ファイナンシャルプランナー 代表取締役
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出産による生命保険の見直しについて

マネー 保険設計・保険見直し 2010/06/01 11:00

初めまして。
秋に子供が産まれる予定です。
保険についてご意見をいただければと思います。

【家族構成】
 ・夫(33歳、年収:約600万)
 ・妻(31歳、専業主婦)
 ・子供(7歳、4歳、3歳)

【資産】
 ・持家(ローン無)
 ・預貯金:約2000万
 ・投資信託:約1200万

【保険】
 ・夫
  1.終身保険60歳払込
    死亡保険金額500万 8940円/月
    傷害特約750万 420円/月
  2.低解約返戻金型平準定期保険100歳満了55歳払込
    死亡保険金額800万 14624円/月
    障害特約2500万 140円/月 
  3.米国ドル建て終身保険60歳払込
    死亡保険金額20万米国ドル 2947.80米国ドル/年
    疾病障害払込免除特約 29.47米国ドル/年
  4.県民共済
    総合保障2型 2000円/月

 ・妻
  1.終身保険60歳払込
    死亡保険金額500万 8120円/月
    傷害特約750万 300円/月
    疾病障害払込免除特約 84円/月
  2.医療保険終身
    入院給付金日額5000円 2760円/月
    無解約返戻金型女性疾病入院給付金(5000円)特約 995円/月
    疾病障害払込免除特約 37円/月
  3.県民共済
    総合保障2型 2000円/月

 ・子供(7歳)
  1.終身保険60歳払込
    死亡保険金額1000万 8380円/月
    障害特約500万 280円/月
    疾病障害払込免除特約 86円/月
  2.医療保険終身
    入院給付金日額5000円 1875円/月
    疾病障害払込免除特約 18円/月
  3.県民共済
    こども1型 1000円/月

 ・子供(4歳)
  1.終身保険60歳払込
    死亡保険金額1000万 7860円/月
    障害特約500万 280円/月
    疾病障害払込免除特約 81円/月
  2.医療保険終身
    入院給付金日額5000円 1810円/月
    疾病障害払込免除特約 18円/月
  3.県民共済
    こども1型 1000円/月

 ・子供(3歳)
  1.終身保険60歳払込
    死亡保険金額1000万 7860円/月
    障害特約500万 280円/月
    疾病障害払込免除特約 81円/月
  2.医療保険終身
    入院給付金日額5000円 1870円/月
    疾病障害払込免除特約 18円/月
  3.県民共済
    こども1型 1000円/月

よろしくお願いいたします。

補足

2010/06/01 11:00

貯蓄の意味も含めて契約していますが、このままでやっていけるのか?とも思っています。
また、収入の割りに高額になっていることは自覚しております。

道楽親父さん ( 岐阜県 / 男性 / 33歳 )

青柳 仁子 専門家

青柳 仁子
ファイナンシャルプランナー

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優先順位を付けて保険を見直されることをお勧めします

2010/06/01 19:41
( 5 .0)

始めまして、こんにちは。

今回のご質問についてですが、
ご自身がおっしゃるとおり保険料が年間で100万円近くと
高額となっておりますので、優先順位をつけて見直されることをお勧めします。

残すべき優先順位は
1.ご主人の死亡保障と医療保障
2.奥様の死亡保障と医療保障
3.お子様の医療保障
4.お子様の死亡保障
です。

まずは、お子様の保険です。
お子様皆さんに終身保険をかけていらっしゃり、
将来のために準備されていることが伺えます。
とても愛情が深くいらっしゃるのですね。
しかしながら、これからの教育費を考えますとお子様への終身保険は
優先順位は低くなります。
保障額を減額なさるか払い済みとしてこれまで支払った保険料を無駄にせず、
保険を続けられる方法をお勧めします。

次にお子様の医療保障についてです。
お子様の医療保険料は比較的定額ですが、通常、高額療養費制度といって、
月約8万円以上は国が負担してくれる制度もありますし、自治体によっては子供の医療費を無料にしてくれるところもあります。
ですので、お住まいの自治体の子供への医療費補助を確認されて、
不足しそうな分を保障に入るという見直しをされてはいかがでしょうか。

続いて、奥様の保障ですが、
こちらは、お子様が4人いらっしゃるので万が一の際には多額の保障が必要です。
なぜなら、奥様が子育てが出来なくなってしまいますと、
ベビーシッターや保育所の費用がかさむからです。
そう考えますと、死亡保障よりも、収入保障というタイプがお勧めです。
収入保障ですと、同じ保険料でより多くの保障をつけられ、奥様に万が一があったときから、例えばお子様が成人するまでの期間、お子様にかかる費用を想定しておくことで、
一定額が受け取れます。

最後にご主人の保障です。
終身保険と定期保険に入られていて、保険料を抑えて保障を厚くと考えられたのだと思います。
しかし、本当に万が一の場合の保障はドル保険も含めて4000万円というところです。
お子様が成人までにかかる費用を考えますと、貯金と遺族年金を合わせても不足すると考えられます。
見直すとすれば、定期保険を先ほど奥様のところでも紹介しました、収入保険に変えることを検討されてはいかがでしょうか。
おそらく同じ保障で保険料は最大で半額程度になると思います。

評価・お礼

道楽親父 さん

ご回答ありがとうございます。
保険の優先順位を考えて、再考したいと思います。
子供にとっては、終身保険を残してあげるよりも、貯金をしておいた方が喜ばれるかも知れませんね。

青柳 仁子

高い評価をありがとうございます。

お子さんのために保険に入られるというお考えは素晴らしいと思います。
もちろん、保険を残して差し上げるのも良いのですが、
現在の生活も大事ですから、優先順位と申し上げました。

再考の参考にしていただければ幸いです。

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