深澤 熙之(建築プロデューサー)- Q&A回答「外壁の水切りについて」 - 専門家プロファイル

深澤 熙之
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深澤 熙之

フカサワ ヒロユキ
( 埼玉県 / 建築プロデューサー )
昭和アルミ株式会社 
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外壁の水きりについて

住宅・不動産 新築工事・施工 2018/01/18 14:24

新築の外壁はケイミューのニューストライプ8のアトランティックブルー縦張りに決めたのですが、(全面)水きりの色が似たような色が無いと言われました。
シャイングレーやブラック、ブラウンなど。

塗装だとすぐ剥がれてしまうと言われました。

では何色にすれば良いのでしょうか?

横貼りも検討していますが、横に貼ると雨など下に流れず、何年かで水漏れするとネットで見たのですが本当でしょうか?

できれば縦貼りで、水きりが目立たないようにしたいのですが、お知恵をお貸しくださいm(_ _)m

ねりあめさん ( 大阪府 / 女性 / 37歳 )

深澤 熙之 専門家

深澤 熙之
建築プロデューサー

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外壁の水切りについて

2018/01/18 16:05

水切りについて、
ステンレス製の水きりまたはアルミ型材の水切りであれば、そう簡単には剥がれませんが、
色はブラック、ブラウン、ホワイトが主流ですので、この3種類系統が一般的に使用されております。
これ以外の色で検討しているのでしょうか?

それ以外の色にしようとすれば、塗装を塗るしかないのですが、確かに塗装だとすぐ剥がれますね。

外壁材はどんな外壁でも外壁裏側にどうしても雨水が回りこんで、侵入してしまうので、雨が降るたびに外壁裏面側と中に設置してある防水透湿シートの間の隙間に雨水の通り道になりますので、その水分の通り道が下側(土台側)のほうに落ちるように流れいきます。

それ故、下へ落ちるように流れていき、その水の通り道である流れていく箇所になりますので、外壁裏側と防水透湿シートの間を水はけを良い状態にしておかないと、防水シートの外壁を止める為の釘穴やビス穴から雨水が壁の中の下地木材に浸みて、腐食していきますので、水はけを良くしておかなければなりません。

水はけを良くしておくには、外壁は横張りのサイディングのほうが水はけは良いです。

理由は横張りのサイディングを施工をする場合の下地胴縁は防水シートを貼った上に縦長に下地胴縁を設置してから、サイディングを横張りしていきますので、雨水が外壁裏面側に浸入した場合は水分はストレートに下(土台側に落ちるように流れていきますので、それを邪魔する障害物が無ければ、水はけが良いと言う事が言えます。

逆に縦張りサイディングの下地胴縁は、横長に胴縁を入れていきます。そうして縦張り(縦長)に入れていきますので、防水シートと縦張りサイディングの間は横長の下地胴縁を挟むように押さえ込んでありますので、当然、外壁裏面に雨水が流れ込んでこれば、横胴縁の部分で水分が下に落ちなく、溜まってしまいますので、水はけが悪くなり、水分が溜まった箇所に外壁や防水シートを止める釘穴やビス、タッカー針(ホッチキスの針より大きな針を主に防水シートをベニアや外壁下地間柱の木材に打ち込むように止めていきます。)などの釘穴から壁の中の木材の水分が浸みて雨漏りや木材の腐食していきます。

気候的に梅雨時期~真夏日などの湿気の多い、季節は水蒸気のようになっていますので、余計にこのビス穴や釘穴や窓、入り口の開口枠がアルミサッシが設置してありますので、そういった開口部などの角あたりから防水シートと防止シートの重ね部分の隙間から毛細管現象のように水分が壁の中に水の通り道になったかのように侵入していきます。
(防水シートと防水シートをよく両面テープで止めている工務店もいますがその粘着テープ自身の隙間に水分が浸透して雨漏りしている住宅が過去数多くみていますのでこの防水粘着テープも過信してはいけません)

雨漏りしない住宅は外壁よりも内側に雨水は必ず、入ってきますので、この侵入した雨水がこれ以上防水シートから中に入れないようにするには中に入った雨水がまた外壁材のつなぎ目または外壁裏面の隙間部分が水はけが良い状態にして、中に入った雨水がまた、外部(外壁材の外側、土台の水切りより外側方向)に水分の逃げ道ができるようにしておくことです。

外壁裏面に入った雨水が外部への逃げ道がないと壁内へ水の逃げ道(釘穴、防水シートと木材の隙間)を探して壁の中に侵入していきますので、外壁の裏面を水はけ良くする事が雨漏りしにくい住宅になります、

それ故、横張りサイディングのほうが雨漏りがしにくく、 縦張りサイディングのほうが雨漏りしやすい外壁材となりますので、参考にして下さい。

どうしても縦張りをされる場合は縦張りと縦張り部分のつなぎ目(外壁材を固定する箇所)の下地胴縁が縦長に入れる事です。そうすれば、横張りと同じく、縦長の下地胴縁になって水はけを良い状態にできるのですが、
通常、横張りの場合、縦長に胴縁入れる場合、壁の間柱に合わせ、1尺半(455mm)入れていくのですが、縦張り部分のつなぎ部分は製品によって違いますが大抵は400mmや390mmくらいのピッチになりますので、間柱が入っていない箇所に外壁材を止める箇所になってしまいますので、外壁材を固定できなくなりますので、製品が400mmであれば400mmピッチに外壁材を固定できるように間柱等の下地工事をしておかなければなりません。その下地工事と製品に合わせて、縦長の胴縁を下地工事しなければなりませんので施工費は高くつきます。

その点を留意をして選択をされたほうが良いです。
後は外壁の最上部は軒下(屋根軒先の下側)になりますので、この軒先の下の軒天は外側になるべく長く出ているほうが雨漏りがしにくいのと外壁材が雨水による汚れもつきにくくなりますので、軒天は外側になるべく長く出されたほうが良いです。

軒先が殆どない住宅の木柱は雨漏りがしやすく、木柱も腐食しやすくなりますので、この点も参考に留意をして検討してみて下さい。

縦張りより横張りのほうが雨漏りしやすいと言う事は初めて聞きました。

湿気対策上も縦長の下地胴縁になっているほうが湿気の流れは上下方向に流れますので、そのほうが外壁裏面の通気も良いですが、横長胴縁の場合は通気ができなくなります。

参考にして下さい。

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