深澤 熙之(建築プロデューサー)- Q&A回答「木材について、また耐久性について」 - 専門家プロファイル

深澤 熙之
SOIV工法の外断熱通気リフォームで今の家が新築のように甦る

深澤 熙之

フカサワ ヒロユキ
( 埼玉県 / 建築プロデューサー )
昭和アルミ株式会社 
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集成材は雨に濡れてても大丈夫?

住宅・不動産 新築工事・施工 2017/12/08 15:43

はじめまして、新築を建築中です。構造材が集成材で上棟後に
10日ほど養生もしないでほったらかしてになってました。運が悪いのか梅雨でもないのに
4回くらい降ったりやんだりを繰り返し雨ざらしになっているので
心配になって施工会社に言ったのですが
大丈夫と言ってます。イソシアネート系の集成材ですが
使用環境Bとなってます。これから将来、30年から60年くらい経っても
問題ないでしょうか?
施工管理上、養生もしないでほったらかしって問題ないのでしょうか?

お庭でBBQさん ( 東京都 / 男性 / 47歳 )

深澤 熙之 専門家

深澤 熙之
建築プロデューサー

1 good

木材について、また耐久性について

2018/01/12 17:45

お庭でBBQ様

深澤 煕之です。拝

端的にお答え致します。
木材についてお話しますが無垢の木材であろうとも集成材であっても、
木材は充分に乾燥させれば、するほど、強度が高まり、耐久性も上がります。
また、木材は湿気という水分を吐いたり吸ったりと呼吸しており、木材に含まれている水分が12.5%を超えると腐食という劣化が始まり20%を超えると急激に劣化してきて腐食していきますので、木材に含めれている含水量が増えれば増えるほど、腐食が始まり、腐朽菌が寄ってくるほどの含水量になると木材の繊維(セルロース)が腐朽菌に食われてしまうのです。
あげくには白蟻の温床になるわけですね。セルロースに水分が含むと炭水化物になり 簡単に言えば、糖分ですので腐朽菌もしかり、白蟻のような害虫は甘いものによってくるわけですね。
それ故、木材を50年100年と持たせるには、木材は含水率20%を超えないように12.5%未満に保つように管理していかなければなりません。(建築学者でもあり木材博士の論文よりの抜粋です)

それ故、建設途中の木材は雨水に濡れないようにしないといけません。
一時的に水分を含んでもすぐに乾燥して木材の含水率が腐食しないところまで含水率が少なくなれば、腐朽菌もよってこないので、劣化はしません。

住宅の木材は外壁よりも内側部分は壁の中になりますので、濡れたままの状態で、外壁を施工すれば日光が当たらない真っ暗な場所ですので、水分は乾燥しません。=そのまま乾燥しなければ、木材は腐食していきます。
ただ、住宅の外壁の構造が水はけがよく、住宅内部の湿気対策を施した住宅の構造及び外壁の構造に施工する計画であれば、濡れた状態で壁の中に入っても湿気の流れがあって木材が乾燥する環境にあるのであれば、心配はないのですが、最近の住宅は高気密高断熱住宅で気密性を高めて省エネ住宅の基準に達するような基準で建設施工していますから、住宅内部の柱や外壁下地の木材が呼吸するという環境には程遠い建て方ですので、

できれば、木材は極力水分が含まれないように管理したほうが良いかと思います。

宮大工系の子孫としては木材の管理が必要最低要件ですのでそのような立場から雨水に対し養生しないのは良いとは言えないですね。

あくまで参考にして下さい。 
ハウスメーカーさんの建て方に批判をするような回答にしたくないのですが、端的に率直に感想という意味あいで回答させて頂きました。

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