すはら ひろこ
スハラ ヒロコ整理収納の達人技。とは言え難しくない
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達人技その1:ひと目で分かるようにしまう
持っているのに、見えない所にしまっていたら、それは持っていないのと同じ。戸棚の奥にしまい込む、モノの陰に隠れている、下敷きになっているなど、使いたいと思ったときに何かを動かさないと、目に入らないといったモノはありませんか?
何が、どこに、どれくらいあるのか。ひとめ見てすぐ分かるようになっていれば、探し物がなくなり、使いたいときにすぐに取り出せます。また、在庫があることに気づかずに買い足す二重買いの予防になったり、サッと出してパッとしまえて家事の時短になったり、見つからないことでイライラしなくなったり。暮らしがスムーズに回るようになるのは、ひと目で見渡せる収納から始まります。
洗面所で着替える下着とソックスは、子どもなりにたたんで見やすく
小鉢や小皿など小さな和食器を引き出しに。同じものを重ねて選びやすく
食品を詰め替えるときに透明容器を使うと、残量がすぐ分かる
達人技その2:1枠1ジャンル
リビングダイニングや廊下にある収納では、掃除グッズ、日用品、消耗品のストックなど、同じ所に種類の違うモノを一緒にしまうことがよくあります。それ自体に問題はないのですが、隙間を見つけて紙袋をはさんだり、棚の手前が空いていると洗剤の詰め替えパックを置いたりしがち。そうこうするうちに種類がゴチャ混ぜに。すると乱雑になり、どこに何がどれくらいあるのかが分からなくなって、ストックの管理がいい加減になります。
いろいろなモノを一緒にしまうときには、関係のないモノが紛れ込まないように、カゴや箱を使って種類ごとにしまい分けることが大切。たとえば、棚に生活用品を並べるとしたら、掃除用小物、DIY道具、電池とコードといった具合に種類ごとに分けて収納します。
ケースごとに下着、Tシャツ、ソックスなど入れ分けて収納。中学生の男子が管理しやすく
ファスナー付きの袋にストール、ハンカチをたたんで収納。旅行のときにも整理しやすい
スマホ、イヤホン、充電コードなどを、小さな入れ物にインしておくと持ち忘れがない
整理収納の達人たちは、続けられないような難しいやり方をしているわけではありません。
誰がやっても上手くいくシンプルな方法にたどり着いています。
整理収納アドバイザ2級認定講座 講師:すはらひろこ無理なく続く方法を学びましょう。
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