東島 鋭(建築家)- Q&A回答「室内の湿気が屋根裏に入らないようにしてください。」 - 専門家プロファイル

東島 鋭
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東島 鋭

ヒガシジマ サトシ
( 大阪府 / 建築家 )
一級建築士事務所 東島鋭建築設計工房 
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屋根裏の結露の対処方法について教えてください

住宅・不動産 住宅設計・構造 2011/03/04 10:53

栃木県で木造平屋建てで勾配天井の家に住んでいます。
屋根は構造用合板t=24mm上にアスファルトルーフィング、ガルバニウム鋼板となっています。
室内側は垂木間にペットウールt=100mmの断熱材で、構造用合板と断熱材間には
10cm程度の空気層がありますが、外気と通じてはいません。
さらに室内側は吊木に野縁を組んでシナ合板を貼り付けて室内側天井としている構造です。
天井裏と室内は特に換気する構造にはなっていません。
建ててから2年半しか経っていませんが、
構造用合板の室内側が結露で痛んでおり、カビまで生えています。
また、結露水が室内にたれてきている状態です。
建築家、工務店に相談したところ、屋根裏に人が入れるスペースはないため、
シナ合板をはがしてアプローチし、構造用合板を防カビ処理して、
その後発泡ウレタンで断熱すれば、構造用合板が結露することはないといっています。
また、室内と屋根裏は強制換気をするといっています。

そこで、ぜひ教えていただきたいのは、
1.一度結露でかなりぬれた状態となったうえ、カビまで生えている構造用合板ですが、
  交換する必要はないのでしょうか?(防カビ処理程度で元の性能となるのか?)
2.構造用合板に発泡ウレタンを吹き付けることで結露しなくなるといっていますが、
  正しいでしょうか?(空気は結局発泡ウレタンを通るような気がするのですが?)
3.発泡ウレタンですが、どの程度の厚みを吹き付けるのが妥当でしょうか?

2年ちょっとの家で素人目にはひどい状態の屋根裏を見てしまい、
建築家、工務店とも言っていることが正直に受け取れなくなってしまっています。
わかりづらい文章かもしれませんが、ぜひ第3者のプロの方々の意見お聞かせください。
よろしくお願いします。

Paru1730さん ( 栃木県 / 男性 / 31歳 )

室内の湿気が屋根裏に入らないようにしてください。

2011/03/04 12:06
( 5 .0)

感じたことを書かせていただきます。

今回の結露の原因は2つあるように思います。
まず、室内の湿気が自由に屋根裏へ出入りしていることと、もう1つは屋根裏の換気不足です。
室温が高いほど空気中に保持できる湿気の量も多くなりますので、普通に生活するだけでも室内の湿気は壁内や屋根裏と比べて多くなってしまいます。この室内側の湿気を壁内や屋根裏に極力流入させないことが基本です。屋根裏の換気は対症療法にあたります(結露のことだけを考えた場合)。

天井に気密シートは施工されていますか。天井のシナ合板を貼る前に気密シートをきっちり貼って室内の湿気が屋根裏に入らないようにしてください。断熱材をどうするかは2の次です。それと、壁内の空気が屋根裏と行き行きになっていないか確認してください。なっている場合は、壁頂部に通気止めを施工してもらうことをお勧めします。

お気持ちは察するに余りありますが、納得いくまでご依頼先の建築家と工務店と話し合って解決策を見つけてください。


参考にしていただければ幸いです。

東島 鋭

評価・お礼

Paru1730 さん

2011/03/04 17:08

早速のご回答ありがとうございます。
どうやらご指摘のとおり両方の原因で今回の結露にいたったようです。
天井には気密シートは施工されている様子はありません。
なぜ施工されていないかは今後、建築家、工務店に聞いてみたいと思います。
壁内の空気がどこへ行っているのかもすぐにはわかりませんが、
そこらへんも含めて、空気の流れがどうなっているのか明らかにしていきたいと思います。
アドバイスありがとうございました。

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