大村 貴信(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「終身医療保険について」 - 専門家プロファイル

大村 貴信
保険の目的は給付をもらうこと。だから一生のお付き合いをしたい

大村 貴信

オオムラ タカノブ
( ファイナンシャルプランナー )
イーエフピー株式会社 ファイナンシャルプランナー、相続FP
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医療保険について

マネー 生命保険・医療保険 2007/03/01 22:07

医療保険の加入の仕方についてのご質問なのですが、個人的には終身医療保険がいいと思っていたのですが、先日聞きかじった件で悩んでいます。
ここのところの保険金不払い問題のなかで手術給付金について、30年とか前に加入した保険は当時はメジャーな手術ではなかったけれど、今現在はメジャーになっている手術の場合、約款上に載っていないので支払われないと聞きました。
とすると、今、終身医療保険に入っても30年後の医療技術に対応できない可能性が大きいのかな・・・と思いはじめてしまいました。
でも、年取ってから入るのでは保険料が高くなってしまうし、、、と悩んでいます。
よいアドバイスお願いします。

けろ〜んさん ( 群馬県 / 女性 / 37歳 )

大村 貴信 専門家

大村 貴信
ファイナンシャルプランナー

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終身医療保険について

2007/03/02 09:51
( 4 .0)

けろ〜んさん

はじめまして、大村と申します。

まず、念頭においていただきたいのは「完璧」なものはないということです。

医療費について保険で全てをまかなうのは難しいです。

そう考えますと、現在の段階でできることを考えていったらいいと思います。

確かに30年後の手術の種類やレベルは分りません。
しかし、30年後に保険を入るとすると保険料は高くなりますし、入れない可能性もあります。

今できることは、貯金(緊急予備資金)で対応できない部分を保険でまかなうという考え方でよいと思います。

すると、三大疾病等治療費が大きくなる可能性のあるものに一時金で給付されるものようにすれば手術の術式に対して給付されるわけではないので今でも対応可能です。

そして、入院保険についても現在の高額療養費があるので自己負担分だけをカバーできたらいいという考えでいいと思います。

例として、
入院保険は終身で日額5000円をベースに
成人病特約は5000円をつけたり、
がん保険10000円や三大疾病500万円というようにしますと、コストは削減できます。

そして医療技術が革新していくのも三大疾病のような死亡率の高い病気に対してと思いますので一時金で出るものでしたら対応できる可能性の幅ができると思います。

いずれにしても完璧をつくるのでなく、負担を軽減するようにして、給付可能性の高い(風邪でもがんでも出る医療保険)ものには単価を安くするために終身で最小限でおかけになる方がベターと思います。

評価・お礼

けろ〜ん さん

ありがとうございました。
一時金で受け取れるものを追加したいと思います。

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