大村 貴信(ファイナンシャルプランナー)- コラム「がんの為の治療、保険」 - 専門家プロファイル

大村 貴信
保険の目的は給付をもらうこと。だから一生のお付き合いをしたい

大村 貴信

オオムラ タカノブ
( ファイナンシャルプランナー )
イーエフピー株式会社 ファイナンシャルプランナー、相続FP
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がんの為の治療、保険

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保険の正しい入り方 2020-01-11 17:51

先進医療医療の勘違い、先進医療保険のワナ

そもそも先進医療の意味を正確に理解されてる方は生保営業の人含めて少ないと思われます。 特に癌治療のために先進医療特約をつける人が多いです。

先進医療は癌治療含めて、それ以外のものがたくさんあります。しかし、癌治療のために先進医療特約を加入する人が多くみられます。

それでは先進医療とは?先進医療特約とは?について説明していきます。

『先進医療特約』

この特約は、今ではたくさんの保険にもあたりまえについています。保険料も毎月100から200円ぐらいです。最高で2000万円保障するというものが多いです。

そして 先進医療について 一番多い勘違いは 『先進医療』が 『最先端の治療』と思っている です。

次が 『健康保険が効かない治療』 と考えている方が多いです。

『先進医療』


先進医療とは『厚生労働省が先進医療として認めている治療法』ということです。 そして先進医療特約から支払いを受けるには、『先進医療を厚生労働省が認めている病院で受けること』が必要になってきます。

『厚生労働大臣が先進医療として定めている治療法』 『先進医療』は、ほとんどの場合健康保険がききません。 通常健康保険を使って医療費が本来の3割~1割の値段で受けられていますが、ほぼすべての『先進医療』は健康保険が適用されず、医療費の全額を自分で払わないといけません。

健康保険が適用されない治療法は、先進医療の他にも『自由診療』というのがあります。 自由診療とは、厚生労働省がまだ認めていない治療法なので健康保険が適用されず、医療費が全額自己負担になる治療法のことです。

例えば先進医療と同義的に勘違いされているので有名なのが、ガンの『重粒子線治療』と『陽子線治療』。

私がこの治療を知りある大学教授の講演をききに行ったのが2000年頃だったと思います。かなり前から知ってます。 どちらも高額で、重粒子線治療が約309万円、陽子線治療が約276万円です。しかし、勘違いされやすいのは癌治療においてもこの治療が先進医療の対象になる場合は、部位、ステージ、原発か再発か?等で異なります。 厚生労働省のHP→厚生労働省 先進医療のページ

頭が混乱しそうですよね!

次のコラムでさらに簡単にまとめてみます。



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