山本 雅暁
ヤマモト マサアキ海外子会社と海外代理店
法人・ビジネス 経営コンサルティング 2009/06/16 15:18日本から管理する場合、両者の共通点と違いをおしえてください。代理店の場合は財務諸表の請求はできないと思いますが・・
Gowestさん ( 東京都 / 男性 / 44歳 )
海外子会社と海外代理店の管理のキモを理解しましょう
ご相談者様、
こんばんは。
このたび、ご相談下さり有難うございます。
以下の通り回答させて頂きます。
海外代理店については、別なご相談者様からの質問に回答していますので、参考情報としてお読み下さい。
海外代理店は、契約に基づいて販売やサービスなどの事業を委託する相手先であり、基本的に赤の''他人''です。
この''他人''は、契約通りの代理業務を行うのが役割です。ご相談者の会社は、所定の成果(販売達成額など)を出していれば、''他人''に文句を言う必要はありません。
海外代理店管理は、この''他人''が所定の成果を出し続けるかどうか、出さない場合にはよく会話をして、成果を出させる様にする事が基本です。
もし、代理店が契約通りの成果を出さない場合、契約を終了し新しい代理店を探す事も考える必要があります。この事も海外代理店管理の一つにになると思います。
海外子会社は、''自分の身内''です。
海外子会社を作る目的は、ネットワークを強化して、例えば、販売連結で売上・利益を増やす事だと考えます。
本社は、海外子会社を育成・強化する為に、人材の育成、ノウハウの伝承等の投資を行いながら、経営状況を把握・管理し指導します。子育てと同じだと考えます。
海外代理店と子会社管理の共通点は、本社との会話の仕方だと考えます。
言葉、文化、社会システムなどの違いを超えて会話をしていく為には、本社が彼らと同じ目線で話し、メールのやり取りを行う事が大事です。''Win/Win''のスキームを作りながら会話して意見の違いを認識しながら、尊重し合って話し合える関係を作ります。
この関係が出来た後に、本社と共に共通目標に向かって事業が出来ると考えます。
私の回答についてご質問があれば、何時でもご連絡下さい。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁