山本 雅暁
ヤマモト マサアキグループ
『ビジネスマッチング 60 成功事例集:銀行研修社 編』の紹介
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皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。
本日は、ビジネス書の紹介を致します。
書籍のタイトルは、 『ビジネスマッチング 60成功事例集:銀行研修社 編 平成23年4月発行』 です。
この書籍は、金融機関が取引先支援策の一環として取り組んだビジネスマッチングの成功事例集 60件を集めて紹介するものです。
私は、この書籍の序文を『金融機関の経営支援に有効なビジネスマッチング』のタイトルで書かせてもらっています。
昨今、異業種企業間の連携が活発に行われるようになっています。
私にも連携を行いたい中小企業から支援の依頼がきており、現在、複数の連携プロジェクトの運営に携わっています。
新聞記事などで「提携戦略」言葉を時々見ます。
私は、提携或いは連携は戦略ではなくて、経営戦略を実現する経営手法の一つであると考えています。
つまり、提携や連携は、経営実務なのです。
この経営実務を効果的に行う手法の一つが「ビジネスマッチング」です。
ビジネスマッチングを上手く行なうために重要なことの一つは、「Win/Win」の関係を構築できそうな相手をどう見つけるか、どう探し出すかです。
中小企業の場合、相手先は「異業種他社」であることが基本です。
同業他社は、重なり合う事業分野があるため、上手く行かないことが多いのが実態です。
異業種他社を探す方法の一つとして、いわゆる「異業種交流会」が活発に行われています。
私も何度か支援先企業と共に、異業種交流会に参加しましたが、有望な相手先候補に巡り合ったことはありません。
この交流会に販売先や顧客を求めて集客目的で参加する企業も多く、水平分業的な異業種他社に巡り合える機会は少ないと感じています。
最近多くの金融機関が、資金需要の掘り起こしを目的に取引先同士を紹介するビジネスマッチングを活発に行うようにななりました。
金融機関が行うビジネスマッチングのメリットは、取引先同士を紹介すことです。
金融機関は取引先の経営状況や特徴、経営課題、強みや弱みなどを知っています。連携の基本は、「Win/Win」の関係です。
この「Win/Win」の関係を作れそうな企業同士を紹介できるのが金融機関です。
お互いによく知らない企業が会う、一般的な異業種交流会に比べると格段に良い相手先を探せる機会が増えます。企業にとっては効率良く相手先を探せる可能性が高くなります。
また、連携を上手く行うためには、忙しい中小企業経営者を実務的に支援することも必要です。
連携作業は、プロジェクト運営と同じです。プロジェクト運営出来る実務能力も支援策として不可欠です。
『ビジネスマッチング 60 成功事例集』には、上記のような課題を克服して成功した連携事例が紹介されています。
連携・提携を行っている、或いは、これから行うことを考えている企業経営者には、大変参考になる事例が紹介されています。
これらの事例から連携・提携を行うやり方のポイントを学んで頂きたいと考えます。
『ビジネスマッチング 60 成功事例集』の購入は、下記銀行研修社のWebサイトをご覧ください。
http://www.ginken.jp/products/detail.php?product_id=357
よろしくお願いいたします。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー GBM&A 山本 雅暁
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