山本 雅暁
ヤマモト マサアキグループ
ワークショップ形式でのビジネスプラン作成過程ーその2
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皆様、
おはようございます。グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。
7月2日のコラムで書きました様に、5月8日にあるITベンダーベンチャー企業がビジネスプラン作成を行うに際して、ワークショップ方式での支援を行いました。
第1回目に行いましたワークショップに引き続き、5月23日に第2回目の検討会を行いました。
第1回目のワークショップでは、2次元座標軸(今回は、易しさ/難しさ、および、ソフトオリエンテッド/ハードオリエンテッドの2軸)を書いた模造紙に全員で振り分けをおこないました。
その後に、全員で、今後の新規事業基盤として考える候補選びを一つずつ行い、各インデックスカードに参入すべきか可能なもの(☆印)、可能性はあるがやや優先順位が低いもの(○印)、事業性や商品性など検討すべきもの(△印)、現時点では考えられないもの(×印)を付けていきました。
第1回目の検討では、全体の半分について候補者選びを行いました。
5月23日に行った第2回目の検討会では、残りの候補者選びを行う事としました。
具体的には、2次元座標軸(今回は、易しさ/難しさ、および、ソフトオリエンテッド/ハードオリエンテッドの2軸)上に貼った、新規事業候補アイテムをインデックスカードに書き込んで選ぶ作業を4回に分けて行いました。
各インデックスカードに、下記マークをつけていく作業です。
・参入すべきか可能なもの(☆印)
・可能性はあるがやや優先順位が低いもの(○印)
・事業性や商品性など検討すべきもの(△印)
・現時点では考えられないもの(×印)
1.第1回目の作業;前回の作業で未検討だった新規事業候補アイテム(座標軸の第三象限と第四象限にあるもの)の可能性検討とマーク付け。
2.第2回目の作業;☆印及び○印マーク付きアイテムの再確認とやるべき候補としての選別
3.第3回目の作業;△印及び×印アイテムの再確認と、△印アイテムの扱い確認(事業性を調査するか、当面様子見で置いておくかどうか)
4.第4回目の作業;☆印、○印、事業性検討すべき△印のアイテムの市場・顧客からみた場合のグループ分け
各々の作業は、全員の合意が取れるまで、議論や検討を行い、全員の合意形成後、次のステップに行くようにした。
各作業間に15分の休憩時間を取った。
第四作業終了後、全員が納得した事を確認した後に、△印以上になった候補について、各自にて調査を行う事になりました。
全員で討議・確認した結果、調べる項目は以下の通りとなりました。
(1)顧客の明確化;誰が買ってくれるか。具体的に書く。
(2)市場とは、
(2)-1.参入或いは住むのは、どんな市場
(2)-2.市場規模
(2)-3.成長率
(2)-4.ポジショニング
(2)-5.課題や参入障壁
(3)競争相手;競合する会社や技術は
今後の予定は、以下の通りとしました。
◆上記(1)~(3)の調査を6月18日までに行って、19日(土)に検討結果の発表と質疑応答を行う。
その後、(4)商品・サービス・技術;何をどのように幾らで売るの の検討を行う。
◆(1)~(4)の検討結果に基づいて、各候補についてビジネスモデル案の検討を各自が行う。検討は7月10日までに終了し、メールにて全メンバーに送付する。
◆ビジネスモデル、ロードマップ、必要資金の検討、確認を7月17日に行って、7月24日か31日までに最終案のとりまとめを行う。
実際は、担当者や企業の業務日程などから、第3回目のワークショップ形式のビジネスプラン検討を7月3日に行いました。
現時点では、ビジネスウランを7月末までに作成する予定自体は変更していません。
第3回目のワークショップ形式のビジネスプラン検討は、明日のコラムで報告します。
よろしくお願いいたします。
以上、
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁
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