山本 雅暁(経営コンサルタント)- コラム「「兄貴分」に同行、営業学ぶ、みずほ銀行/新人教育にペア制度」 - 専門家プロファイル

山本 雅暁
起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

山本 雅暁

ヤマモト マサアキ
( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
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「兄貴分」に同行、営業学ぶ、みずほ銀行/新人教育にペア制度

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研修講師としての活動 OJTによるビジネススキルアップ 2010-06-02 09:00

皆様、

こんにちは。グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

5月31日の日経新聞に、首記記事が掲載されました。

以下要約です。

「みずほ銀行は今春から入行5年前後の行員がマンツーマンで新人を指導する密着型の教育制度を導入した。全国254支店で熱血指導が始まった。

みずほ銀行の新人で、支店に」配属されたのは510名。その全員に、一人ずつ「師匠」がつく形になります。

やり方としては、定められた教育項目を教えていくほか、新人は「師匠」の営業に同行し、さまざまなノウハウを学んでいきます。

マンツーマンのこのやり方については、「手とり足とり教えては自力で壁を乗り越える力がつかない」という反対もあったのだそうです。

しかし、導入したのは、以下の二つの理由からとのことである。。

1.一つは、新規需要と考えている中小企業向け融資できる若手行員を育成する必要がある事
2.もう一つは、バブル崩壊後の国内金融危機の影響で、入行10年前後の中堅世代が手薄になっており、若手行員を早く育てる必要がある事。。。」


この状況は、中小企業も同じかもっと深刻です。

200名くらいの所帯の中小企業でも、新人教育をマンツーマンで行える人の余裕はない。
設計、製造、販売などの直接売上に貢献する部隊の人を中心に、必要最低限の人数で回しているので、たとえ新人が入ってきても先輩が指導して育てる余裕はない。

また、即戦力となる社員を雇っても、入社した会社でチームワークを組んで動ける人材にするために教育が必要になる場合があるが、それも組織的に行える余裕はない。


断片的に外部研修講師を呼んで研修を行う中小企業が多いです。
しかし、この様な研修を受けてもその場では理解したつもりになりますが、職場に戻ると何も変化していない状況に陥りやすくなります。

この様な研修は、ある程度の期間、3カ月か6カ月の期間中に定期的に行う事により、自分のスキルとして身につきます。
この研修は、一方向の座学形式で行っても効果は薄く、ワークショップ形式で双方向にて行う 『OJT研修』 により、自分のノウハウとして確立できます。

ビジネスパーソンに必要なスキルは、以下の通りです。

「コーチング」、「コミュニケーション」、「プレゼンテーション」「ロジカルシンキング」、「ファシリテーション」、「ドキュメンテーション」、「プロジェクトマネージメント」、「営業力」、「企画力」、「調査力」、「仮説検証力」、「アライアンス構築力」、「契約知識」、「財務知識」、「マネージメント」、「事業計画策定」など、

ビジネスパーソンは多くのスキル・知識を身につける必要があります。直面する課題を解決し、または目標を達成するために、これらのスキルを駆使し日々の業務に当たるわけです。


私の場合は、こういったスキルは現場や職場で上司・先輩に叱咤・激励されながら、日々の仕事の中で、身につけてきました。


上述しますみずほ銀行の「師匠」の役割を行う、厳しい「先輩」、「上司」の役割をもつ人が研修講師として入り、職場などで1週間に1回の頻度でマンツーマンに似た個別指導をOJTとして行う事により必要なスキルを手に入れる事が出来ます

もっとも良い研修は、先輩・上司による「OJT」方式での育成です。
私の経験でもこの方法が一番効果的と考えています。


このコラムを読んで、ビジネススキルOJT研修に興味を持たれた方は、私が研修講師として提携しています、『ビジネスITアカデミー』のWebサイトをご覧ください。
様々なメニューが用意されています。

よろしくお願いいたします。
以上、

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

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