パニック症について
心と体・医療健康 心の病気・カウンセリング 2007/06/27 09:45友達が過去にパニック症であることを打ち明けてくれました。現在は、8割方回復し、薬とカウンセリングの治療をしています。
今後、完治することはあるのでしょうか。また、親族ではない身近な友達において、パニック症の人に対する正しい接し方があるようでしたら、アドバイスいただけると幸いです。
尚、友達は元々責任感が強く・完璧主義者なところがあります。原因としては、過労だったとのことです。現在は、フリーランスで働いていますが、今後、会社に所属したいとも言っています。このような症状を持っている人が、会社に所属する際の留意点もありましたら、教えていただけると、大変助かります。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
ぺんぎんはうすさん ( 東京都 / 女性 / 29歳 )
パニック障害のご友人に対して
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ご友人がパニック障害であるとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
パニック障害は''大脳基底核の扁桃体''を中心とした不安に関する神経系の誤作動とされています。もともと''心配性、神経質''な性格の方によく起るようです。
適切な治療により''治癒''することもあれば、種々の要因から''遷延''してしまうこともあります。
明確な''心因''のある時とない時とがありますが、ストレスがないに越したことはありません。ご本人が過度な心理的負担を感じないよう、周囲に方々で''環境調整や支持的対応''に努めていただけると幸いです。
特に会社や組織といった集団においては、様々な配慮や心理的負担を要するものですから、''一応の注意''が必要と考えられます。どうぞ宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
評価・お礼
ぺんぎんはうす さん
ご丁寧に、ご回答くださり、ありがとうございます。
現在も、起床時に、動悸が早かったりするようですが、一時間もすれば、通常に戻るようです。薬が手放せない生活をしているようで、自分的には心苦しいですが、回復し続けているようですので、私も、あたたかい眼で見守りつつ、そして、間接的にでもストレスを軽減できるような環境を提供できればと思います。
茅野様のご回答も、参考にさせていただきます。
本当にありがとうございました。