茅野 分(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))- コラム「沢尻エリカの薬物依存症・治療法は」 - 専門家プロファイル

茅野 分
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茅野 分

チノ ブン
( 東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医) )
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沢尻エリカの薬物依存症・治療法は

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F1 精神作用物質使用による精神および行動の障害 2020-01-30 20:16



「薬物依存症」とは
「慢性疾患」
:高血圧や糖尿病と同じ。「治癒」することはないけれど「寛解」する疾患です。しかし米国では入院患者の75%が1年以内に再発するとのこと。生活習慣病とは異なり容易に「寛解」に至る疾患でありません。

「薬物依存症」とは「脳と心がいつも薬にとらわれている」「ハイジャックされている」状態とも言われています。このため薬物から「離脱」するためには「精神科病院」へ「入院」するほど「隔離」「収容」を必要とすることも少なくありません。「離脱期」「急性期」「せん妄」という「幻覚妄想を伴う意識障害」を生ずる時もあります。はじめ抗精神病薬を主に用い、1-3ヶ月間かかります。

離脱後は「やめ続ける」ことです。上記のとおり、薬物依存症は「治癒」することなく「寛解」する疾患ですから、「もうやめた」「もう治った」とは思わず、「いつまでもやめ続ける」という気持ちでいることが重要です。



アルコール依存症ナビより引用

そのためには

1. 長く継続すること

     外来治療にて十数回以上のプログラムが有効
   プログラムの質より量、継続性、一生通い続ける意志が必要

2. 頻繁に実施すること

       週2-4回が有効、理想的には隔日    

3. 否認や抵抗と闘わないこと

   「治療を受けたい気持ち」と「受けたくない気持ち」の両価性を理解する
  最近流行している「動機づけ面接」手法、Risk/Benefit, Cost/Effect

4. ワークブック&グループワーク

             薬物依存症の理解
      自分の家族歴・生育歴・性格などの理解
             対処行動の向上・認知行動療法への発展
             「いい放し・聴き放し(A.A.スタイル)」
             「次回の参加を待っている(欠席者へメッセージ)」
              週1回・尿検査(抜き打ち)


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