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夢を描いてみよう
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間取りと値段が書いてあり、返済計画までシュミレーションしているものもあります。
間取りに目が止まると、今払ってる家賃と広告に載っている返済金額とを比較し始め買えそうな気になってきます。
「へええ、お金も何にもない私でもその気になれば買えそうだ・・・」と思ってしまう人は、もう業者の術中にはまっています。手数料を払えば全て不動産屋さんが手続きを行ってくれますので、お手軽と云えばお手軽ですが、お手軽に買ってしまったものに愛着が沸くでしょうか?
分譲住宅の様に不特定多数の人を対象にした家は、一般受けするようにもっとも平凡な間取りになっています。その平凡な間取りにどうにかして自分の夢を詰め込むことに躍起になってしまうのです。
何処かにどうせ予算が無いのだから、建売しか買えないと思い込んでいませんか?
しかし、不動産価格を考えれば大した事の無い金額でも、貴方にとっては一生を掛けて返す大変なお金でしょ?
どうせ返済するのなら、愛着のある住まい造りを考えるべきではありませんか?家造りに「愛着」と云うキーワードは欠かせません。愛着が沸くと云う事は、恋人と同じで好きなものに対しては幾らお金を注ぎ込んでも重荷に感じないのです。
愛着が沸かないと、ローンのみが重荷として残ります。新しいうちは人も褒めてくれますが数年経つと誰も何も云わなくなります。それでもローンは一生支払わなければなりません。
最近も分譲マンションにお住まいの方から新築の相談をうけました。
妥協して深く考えず買ってしまったマンションだけど、やっぱり戸建て住宅に憧れ、どうしても家造りを考えたいとの事でした。マンションは買った価格以下でしか売れません。
マイナスからのスタートです。
愛着の沸かない買い物をすると後で必ず後悔します。愛着の沸く家造りを考えましょう。
でも先立つものが無ければ、ただの夢じゃない・・・
と考えるのは早計です。まず夢を描きましょう。夢見る事から行動が始まります。
決して広告チラシから、夢が始まるのではありません。
夢は身の回りの条件整理から始まります。
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