渕本 吉貴
フチモト ヨシタカ融資の相談をするときに、聞かれるポイントとは?~その2~
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中小企業や個人事業主の方々から、融資での資金調達のご相談で良くある質問、「融資の相談をするときに、聞かれるポイントは何ですか?」
今回は、その2~いくら必要なのか?です。
いくら必要なのですか?=融資金額は、あいまいな金額を言うことは避けてください。
「○○○○万円かなぁ~」という感じは、ダメなのです。
融資を審査する側は、このように答えられると、「本当に、そんなに必要ではないでは?」と疑います。
資金使途の重要性は、前回のコラムでご説明しました。
→ 融資の相談をするときに、聞かれるポイント~その1~
資金繰り表で資金使途を掴み、そして必要な融資額をしっかりと説明してください。
例えば・・・
「最近、受注が増えてきたので、仕入れ資金が不足しています。さらに、売上を伸ばすための仕入れ資金(増加運転資金)として、2,000万円をお借りしたい」
という感じです。
融資の相談をするときには、このように「ストーリー立て」て、しっかりと説明してくださいね。
そのためにも、資金繰り表を作成して、資金使途と必要金額を把握するようにしてください。
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