辻畑 憲男(ファイナンシャルプランナー)- コラム「住宅購入する上での注意点」 - 専門家プロファイル

辻畑 憲男
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します

辻畑 憲男

ツジハタ ノリオ
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
株式会社FPソリューション 
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住宅購入する上での注意点

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2021-06-19 14:19

1)衝動買いは禁物

住宅は高い買い物です。衝動買いは禁物です。モデルルームやモデルハウスを見に行き立派な家具などが置かれていると、こんな家に住みたいと夢は膨らみます。ほしくなるのは当然ですが、頑張ればなんとかなるという安易な購入は避けてください。洋服などを購入するのとは違います。

2)「今支払えるか」ではなく、「支払い続けられるか」が問題

販売側は、売れば終わりです。あなたが将来どうなっても関係がありません。「今の家賃と変わらないから大丈夫」という言葉には安易に納得しないでください。その理由として2点挙げられます。

① 将来の収支は変ってきませんか。

お子様の教育費が今後増えませんか。お子様が生まれたら奥様の収入はどうなり

ますか。今後の収支状況をよく検討しましょう。

② 住宅ローンの種類選びは適正ですか。

販売側は常に一番低い金利の住宅ローンを提案してきます。それは売るためです。

金利が低いと当たり前ですが毎月の返済額が少なくなります。ただ、みなさんは金

利の低さだけではなく住宅ローンの種類(変動金利、固定金利、固定金利期間選択)

選びも重要になってきます。今は変動金利の金利が一番低いため変動金利を薦めて

きますが、変動金利は6か月に1回金利の見直しで5年に1回返済期間の見直しが

あります。金利が上昇し返済額がアップして家計に問題が起こらないか検討してく

ださい。また、販売側は金利が上昇したら固定金利に借り換えをすればいいとよく

言われますが、金利が上昇するときは長期の固定金利から上昇します。借りている

変動金利が上昇した時には長期の固定金利はすでに上昇しています。長期の固定金

利の指標が新発10年物国債です。毎日金利が変動しています。なかなか先を読むの

が難しいです。よって、金利の将来の状況を当てられる人はいないため、住宅ロー

ンの種類選びは、現状の住宅ローンの金利情況や今後の完済目標、今後の収支状況

により検討して決めてください。

3)ボーナス払い併用で購入できるという判断は禁物

ボーナス払い併用で毎月の支払いを下げて、なんとかやっていけるという判断は危険です。ボーナスは必ずもらえるものではありません。ボーナスを期待しての住宅購入は避けましょう。ボーナスを当てにせずに購入できるかを検討して下さい。


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