辻畑 憲男(ファイナンシャルプランナー)- コラム「コロナ禍、住宅購入、売却どうしたら?」 - 専門家プロファイル

辻畑 憲男
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します

辻畑 憲男

ツジハタ ノリオ
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
株式会社FPソリューション 
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コロナ禍、住宅購入、売却どうしたら?

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2020-05-31 11:20

  コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。そんな中、住宅の購入や売却を迷っている人が多いのではないでしょうか。住宅購入をしようとしている人は、このコロナウイルスの影響で不動産価格が下がるのではと様子を見るべきなのかを悩み、売却を考えている人は、このままでは不動産価格が下がってしまい、しばらくは上昇しないのではないかと早く売却すべきだろうか悩んでいるのではないでしょうか。コロナウイルス収束後の経済情勢はどうなってくるのでしょうか。また、コロナ感染の第2波、第3波が起きるのでしょうか。世界中の人がまた気軽に行き交う状況にならないと経済も収縮してしまいます。また、緊急自粛宣言でテレワークが始まりましたが、これが定着すると賃貸オフィスがいらなくなり、お昼を家で食べることが多くなるとコンビニや飲食店が今のようには必要がなくなります。出勤などの交通費もかからなくなり、交通関係の売上も落ちます。そして、今後人との接触を避けるためにロボットが普及し、雇用も少なくなることが考えられます。また、オリンピックが延長になりました。選手村の「HALUMI FLAG」の販売が今後どうなるのでしょうか。4,145戸の分譲住宅の動向が注目されます。特にコロナの感染者がなかなか減らずにオリンピックが中止、または再延長になった場合には価格の下落は避けられない可能性が高いです。コロナウイルス収束後の世界を含め、日本経済の状況はどう変化するのでしょうか。日銀、及び世界各国でさらなる金融緩和に踏み切り国の借金が増え、コロナ収束後の経済はすぐに浮上するのでしょうか。コロナが発生する前の状況に戻るのか、このまま景気悪化が続くのかどうかもコロナが収まる時期により大きく変ってくるでしょう。米中摩擦の行方も心配なところです。アメリカの選挙までの事なのか、それ以降も続くのか。コロナ収束時期が見えてこないとともに生活スタイルの変化も考えられ、不確定なことが多くいろいろ考えても答えが出ないでしょう。よって、どうしても欲しい家がなければ購入をしばらく控えてもいいのではないでしょうか(需要喚起のためにはいいことではないのですが)。需要が落ち景気が悪い状況が続けば、収入についても減少する可能性があるかもしれません。また、売却を考えている方は悩むところです。ここ数年の間で売却をしなければならないのであれば、すぐに売却を考えたほうがいいのかもしれません。そうでない方は、先になるかもしれませんが、景気が良くなるまで待つのも一つでしょう。これはエリアにより考え方が違ってきます。駅から近く利便性のいい場所はあまり影響がないと思われますが、人口が減っているエリアや駅から離れている利便性の悪い所については早いうちに売却を考えたほうが得策かもしれません。このコロナウイルスの感染状況は今まで経験がない状況です。その中でどう判断すべきなのか本当に迷うところです。

 

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