大間 武
オオマ タケシ35年住宅ローンと教育資金で将来が不安です
マネー 家計・ライフプラン 2009/01/26 15:424人家族
夫(39)サラリーマン 年収 約570万(税込総額)年収上昇率:2%(57歳以降嘱託扱い)
妻(36)専業主婦
長女(8)小学3年
次女(6)小学1年
貯蓄額 :約50万円(繰上返済・税金・保険用です、自由に使えません)
2008年4月に一戸建て購入
借入額 :2200万円(フラット35S)
借入期間:35年
金 利:当初5年2.49%、以後2.79%
年間支出
住宅ローン : 97万円
習い事・学費: 80万円(給食費と習い事2名分)
光熱費 : 55万円
通信費 : 15万円(電話、携帯、インターネット接続料)
保険 : 17万円(養老7、自動車3、団信保険7)
税金 : 17万円、4年後23万円(自動車税+固定資産税)
生活雑費 :200万円(17万*12)
繰上げ積立 : 26万円(月1.5、ボ4)4年に1回繰上したい
学資保険 : 8万円
74歳まで組んだ、住宅ローンを定期的に繰上返済(期間短縮)することで
返済総額を約3500万円から3100万円に圧縮し、退職時に全額返済を希望
しています。
現在、学資保険(長女分)のみ高校卒業時120万円を契約しています。
他は特に無し。2人とも〜私立文系大学(自宅通い)以内の予算で教育資金を
積み立てたいと思っています。
現在の収支でアドバイスお願いします。
私の意見としては、習い事を少し減らし、将来の備えをしたいのですが
妻の教育熱心さに尻込みして、強く言えません。
このままだと、教育ローンを借りることは目に見えています。
繰上返済を予定通り行うべきなのか、教育資金を優先すべきなのか
アドバイスお願いいたします。
それから、養老保険が43歳で満期になります。終身保険を契約予定ですが
保障をどの程度付ければよいかお教えください。
JFKさん ( 茨城県 / 男性 / 39歳 )
長期的な視点から準備を行いましょう。
JFKさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間武です。
ご質問の「住宅ローンと教育資金の不安」についてですが、
住宅ローンについてはJFKさんもお気づきの通り
返済完了年齢がリタイアした後の74歳となっている点が
今後改善すべき点となります。
教育資金はお子様の教育方針・方向性次第で
必要な金額が大きく変わってくるため
奥様や(ときにはお子様とも)お話をする必要があります。
☆上記のうち教育資金が必要な金額の総額が見えない部分で
不安感は大きいと思います。
☆教育資金と住宅ローン繰上げ返済の優先順位については、
教育資金がお子様に年齢とともに絶対必要となる部分ですので
教育資金の準備を早めに行うことが先になりますが
住宅ローンの繰上げ返済も同時に準備が必要です。
☆いただいた家計収支で見直すべき点は
「全ての項目について」再度検証してください。
多額の資金を限られた中から捻出する必要があるので
この機会に奥様と一緒に、長期的な視点で
今後の予定、改善すべき点、実現したい事など
長期のスケジュールである「ライフプラン表」と
そのプランを金額に落とし込んで時系列に並べて
お金の流れを見る「キャッシュフロー表」
を作成してください。
いつの時も
より良い「物」「サービス」「資金」などを
より安く購入・調達する
という気持ち、心がけを忘れず実行していれば
自然と身についてきます。
JFKさんご家族みなさんで
同じ目標に向かって行動すれば
家族の結束力も高まり
プラン実現の可能性も高まります。
ぜひとも家族全員参加で行ってみてください。