ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

税務、法務に関しては、税理士、弁護士、司法書士等の
専門家にご確認ください。

少しでもお役に立てればと思い、一般的な話として
いくつか気になる点があったので、ご参照ください。

まず、親からの援助が、およそ1,000万円程度になると思われますが、
その方法によっては、贈与税の対象となるので注意が必要です。

もし、相続時精算課税制度を使用する方法を考えている場合は、
自己居住用ではないので、親の年齢が65歳以上の制限がかかります。
また、祖母が8世帯のマンションを保有するなど、資産をお持ちなので、
引き継がれる相続財産によっては、相続時精算課税制度を使用しないほうが良い
場合もございます。援助(贈与)の方法をご検討ください。

自己居住用ではないので、ローンが通常の住宅ローンではなく、
アパートローン、もしくはセカンドハウスローン(親が住むので)
になります。住宅ローンよりは、金利が上がるので、注意が必要です。

「きよぽん」さんと奥様で共有(持分2分の1ずつ)する
予定との事ですが、ローン4,000万円を「きよぽん」さんが組むとなると
資金の出資割合と持分割合が合わないので、
贈与税の対象となる可能性があります。
基本的には、持分割合を出資割合に合わせておいたほうが良いと思います。

家賃収入は「不動産所得」での申告になります。

また、今回のご質問にはありませんでしたが、
自己居住用でない物件に関しては、マイホーム取得時の
不動産取得税、登録免許税の減免がないので、
思ったよりも税金がかかります。

もし、可能であれば、とりあえず、自己居住用の物件として
購入し、しばらく居住した後で、その後の賃貸を
検討してみてはいかがでしょうか。

散文となってしまいましたが、
少しでもお役に立てれば幸いです。