体がまだ成長過程の時期にダイエットなど本来は必要の無いものをすると、後々そのしっぺ返しが来るので、不自然なダイエットは成長期にはしない方が良いというのが私の見解です。その為にはバランス良く何でも食べて太らない様な「良質な食材選び・食生活(調理法含む」というものを勉強しましょう。

※以下は、本日同時にダイエットに付いて質問をされたもう一方の方に差し上げたアドバイスと同じ内容になります。

体というのは生命を維持する様に飢餓に強くできています。やみくもにダイエットを繰り返すと体はそれに順応して「少しの栄養でも持つ体」になってしまい、逆に痩せづらい体質になってしまいます。

私はコラムでも常々申し上げ続けて来た事ですが、「ダイエットの必要ない食生活」というものを考え日常に取り入れるのが一番の早道であり、それは一生ものになるダイエット法だと思います。食べるもののバランスが良ければ、美容的にも健康的にも、その人の一番ベストの体重や体型を維持できる代謝の良い体になるはずだからです。(※胸が落ちるというのも食べるものの偏り)

又今の時代は、農薬や不健康な餌を与えられて過酷な環境に育てられる動植物達、食品添加物や化学調味料、人工甘味料、そして遺伝子操作をされた食品などで溢れ返っており、それが太り易い体質に繋がっているという説がありますから、その様なものにも目を向けて食品や食材を選んだりするという事も必要でしょう。

これは私の経験ですが、主食を発芽玄米(私の場合は市販のものではなく、無農薬で育てられた玄米を一晩水に浸したもの)にして、一食に付きお茶碗に軽く一杯を守り、動物性・植物性のタンパク質と野菜をバランス良く摂ると同時に、

★小麦粉からできた食品を全て断つ(痩せて来たら、たまの嗜好品として食べる程度にする)
★調理はできるだけ煮炊きする様にして、極力油を控える(※油脂はアボカドやナッツなどの自然のものから摂る方が酸化しない油を摂れるので健康的)
★油を摂取する時は、植物性の良質なものを少量摂り、血管を詰まらせる動物性のものは摂らない(ネットを調べれば情報が沢山あります)
★白砂糖を使ったお菓子を全て止める
★豆類や乳製品を摂る時は、発酵させたものを嗜好品として少量摂る

これが実行できれば、確実に健康的に痩せると思います。

以上、何かご参考になれば幸いです。