山本 豊(院長)- コラム「二重全切開で目元がぼけた??」 - 専門家プロファイル

山本 豊
「もう治せない」と諦めてしまう前に、ご相談ください

山本 豊

ヤマモト ユタカ
( 東京都 / 院長 )
新宿山本クリニック 
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二重全切開で目元がぼけた??

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2019-02-07 12:17

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

 

他院にて二重切開術を受けたのだけれど、『何となくはっきりしない目になった』というお悩みで、当院にご相談にいらっしゃる方は、後を絶ちません。

また、二重切開の傷が凹んでしまったので、他院にて脂肪注入を受けたら、目が開きにくくなったという方にお会いすることも珍しくありません。

 

≪修正手術・他院修正のみの症例集サイトはこちらです≫

 

どうして、このようなことが起こってしまうのでしょうか?私は、手術によって、『解剖学的に正しい位置が乱されている』という事が大きな原因であると分析しています。近年、美容外科クリニックも乱立し、他医療機関と差別化するために『当院独自の』『当院が開発した』等の言葉を目にすることも珍しくありません。

 

この『独自性』が時として『誤った術式』である可能性もあります。修正手術で、中をのぞくと、『どうしてこの場所にこの組織が固定してあるのか??』という疑問を持つこともあります。美容外科の手術であっても、解剖学的な構造を必要以上に壊さないという『原則ルール』を守る必要があると思います。

 

今回ご紹介する方は、そんなにひどい手術を受けられているわけではなく、『手術中のこまごまとした調整』がちょっと足りなかったのが原因では、なかったのかと思います。

では、このような『ちょっとした調整を治す』というのは、簡単なのでしょうか?答えは、『否』です。これは、手術という操作を組織に加えると癒着が起こり、これをまた分離するという作業に非常に高度な技術が要求されるからなのです。例えて言うならば、のりで張り合わせた二枚の紙を、破かないように二枚に分けるという感じだと思います。

こういう『ちょっとしたことの修正の難しさ』を、コラム『美容外科話』にご紹介しましたので、是非お読みいただきたいと思います。

美容外科話No.362二重全切開の修正手術。眠そうな感じとプックリ感は、こう治す!他院修正

 

 

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