山本 豊
ヤマモト ユタカ人中(にんちゅう)短縮術(リップリフト、上口唇短縮術)の効果と傷跡の経過。
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Key Words : #鼻の下を短く #上口唇短縮術 #口元 #リップリフト #傷跡 #傷跡画像
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に深く感謝いたします。
人中(にんちゅう)短縮術の話は、時々書いていますが、目や鼻に比べるとモニターをご希望される方も少ないので、ご紹介する機会が、あまりありません。
今回の方は、1年という長期経過を追うことが出来ましたので、傷跡の経過を中心にお見せしたいと思います。
まず、術前と術後1年の状態を比較していただきたいと思います。上唇が少し上方向に移動し、鼻の下の長さが短くなったのがお分かりいただけると思います。
傷跡の経過も良好で、ほとんど目立たなくなっていると思います。
術前
術後1年
角度を変えてご紹介します。術前と術後1年を比較していただきたいと思います。この角度から見ても、傷跡は、ほとんど目立たないくらいの状態だと思います。
術前
術後1年
では、どこをどの程度切ったのかというデザインをお見せしたいと思います。このように傷跡は、鼻のすぐ下にあります。
実は、この方は、この間に上口唇の外側を引き上げたいとのご希望があり、上口唇挙上術を追加で施行しました。どこを切ったのかのデザインもお見せしたいと思います。
人中短縮術だけでは、効果が無かったのでしょうか?術後5日目、抜糸時の状態をお見せします。
上口唇のバランスもよく仕上がったようにも見えますが、美容の手術は、ご本人の評価が非常に大事ですので、ご本人のご希望に沿うように追加手術を計画しました。
効果としては、このような感じですが『顔が締まって見える』という表現をされることもあり、受けられる患者さんによって、表現は様々です。
最後に手術翌日の状態をお見せしたいと思います。なかなかこの時に患者さんにお会いすることが少ないので、術後の腫れ方や傷の状態を知る貴重な画像だと思います。
今回の方のご紹介は、以上ですが、『口輪筋は縫いますか?』というような専門的なご質問を受けることもあります。個人的には、口輪筋をあまり縫合すると、術後に突っ張った感じが出る(しゃべり難い、食べ難い等)事があるために、処置をしないようにしています。口輪筋を縫合するというのは、効果持続をねらっての手技なのですが、『真皮縫合をしっかりしていれば、効果はしっかりと持続する』と私は考えています。
このように、デザインや、その工程での縫合の仕方には、医師の考えや好みが含まれています。美容外科の手術では、ご自分が納得される手術をする先生を選ぶことが何より大事であると考えています。
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