こんにちは、大長伸吉です。

・戸建ての売却については立地・建物・近隣相場などによりますが、上記の査定３５００万と仮定した場合、仲介手数料などの諸費用と住宅ローンの残債を差し引きした残りの１６００万前後が手残りと確定します。

・賃貸（賃料１５万）で貸した場合、手残り金額として月６．５万円、年７８万円、１５年間で例えば５年間で６．７％（５年間ごとに－１００００円）下落したとして２５２０万。

（上記の賃貸の計算は税務上の課税所得の計算ではなく、税務上の場合は元金の支払を計算せず、建物の減価償却費を経費計上することになりますので、上記の収支とは異なります。）

売却後の約１６００万を選択するか、１５年間の想定賃貸総利益の２５２０万（１５年後）を選択するかと数値をみて検討するとより具体的になります。
（＊上記は、仮の試算ですのでこのような試算をリスク重視ケース、安定ケースなど数種で検討する必要があります。）

（質問文ではすぐに現金を使う予定が無いようですので）１５年間での金額を比較した場合、
売却１６００万　＜　賃貸２５２０万　となりまして、
他の投資などにて１５年間で１６００万円を２５２０万円に殖やすことは相当難しい事ですし、賃料利益に加えて、その土地が残っている事は売却にないメリットだと思います。

しかし、自宅を貸すということは“ヨッチャンマン”さんが新たに住む家の年間費用も計算に入れなければならず、今回の選択では今後のお住まいにかかる費用を加味して検討された方が良いです。

良い立地と建物でしたら、売却での結果が出るのには時間がかからないと思いますが、売却の予定時期が３・４年後ということですので、それまでの期間は徹底的に賃貸経営の可能性を探り・調べることをお勧めします。

同時に、賃貸での課題は「月１５万円で貸せるのか？」、「空室は出ないのか？」、「オーナー様が賃貸経営に向いているのか？」など不確定要素もありますのでこちらについても注意が必要です。

これらについてはこのメールでの概要だけで判断することは危険でして、具体的に個別問題として現地の調査をして、賃貸経営の長期計画に落とし込んだ後に結論を出されることをお勧めします。

そのような件に関して、ご相談を受け付けていますので、詳細の相談はinfo@nenkinooya.comにて受け付けています。